犬のスリッカーブラシについて、ソフト・ハードの選び方や正しい使い方、コームとの違い、毛の取り方や消毒・掃除の方法までまとめました。スリッカー負けを防ぐコツや犬向きのおすすめ商品も紹介します。お手入れ選びの参考にどうぞ。
スリッカーブラシとは
スリッカーブラシとは、日常使い用のお手入れブラシです。毛のもつれをとくだけではなく、死毛やゴミの除去の役割も担います。主に、長毛種やダブルコートの犬種に使用する道具です。
なお、スリッカーブラシに似ているファーミネーターというブラシもありますが、使用時の効果が少し異なります。
ファーミネーターの場合は、スリッカーブラシでは取り除けない死毛も取り除くことが可能です。抜け毛対策用のブラシでもあるので、抜け毛が多い換毛期に週に1回程度使うといいでしょう。
スリッカーブラシとコームの違い・使い分け
スリッカーブラシとコームは役割が異なります。あわせて使うことで、より丁寧なお手入れがしやすくなりますよ。
- スリッカーブラシ:抜け毛や死毛を取り除き、毛のもつれをほぐすのに向いているとされます。
- コーム(くし):ブラッシングの仕上げに、毛並みを整えたり、もつれの取り残しを確認したりするのに向いているとされます。
一般的には、スリッカーブラシでもつれや抜け毛を取り除いたあと、コームで毛の流れに沿って整え、ひっかかりがないかを確認する流れがおすすめされています。シャンプー後のお手入れについては犬のシャンプーのよくある質問もあわせてご覧ください。
スリッカーブラシの選び方|ソフト・ハードとサイズで選ぶ
スリッカーブラシは、ピンの硬さとブラシのサイズで選ぶと失敗しにくいといわれています。愛犬の毛質や、ご家庭での使いやすさに合わせて選んでみてくださいね。ブラッシング全般のやり方や頻度は犬のブラッシングのやり方と頻度もあわせて参考になります。
ソフトタイプとハードタイプの違い
| タイプ | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ソフトタイプ | ピンが細く、根元がクッションのようにしなる。肌当たりがやさしいとされる | 日常のブラッシング・スリッカー初心者・自宅でのお手入れ |
| ハードタイプ | ピンが硬く強い。力加減を誤ると皮膚への負担が大きくなりやすいといわれる | 毛玉取り・絡まった毛をほぐす場面 |
ご家庭でのお手入れには、肌当たりのやさしいソフトタイプが選ばれることが多いようです。ハードタイプを使う場合は、力を入れすぎないよう特に注意したいですね。
サイズの選び方
耳の裏や脇の下などの細かい部分には小さめのサイズ、背中や腰まわりなどの広い部分には大きめのサイズが使いやすいとされています。はじめは小さめのサイズから使い始め、お手入れに慣れてきたら愛犬の体格に合わせて買い足すのもおすすめですよ。
スリッカーブラシの使い方
スリッカー負けを防ぐためのポイント
「スリッカー負け」とは、ブラッシングのときに皮膚に負担がかかり、赤くなったりする状態を指して使われることがある言葉です。次のような点に気をつけると、皮膚への負担をやわらげやすいとされています。
- 柄は鉛筆を持つように軽く持ち、握りしめて力が入りすぎないようにする
- 同じ部分を長く続けてとかさない
- 毛玉は根元からではなく、毛先のほうから少しずつほぐす
- 自宅では肌当たりのやさしいソフトタイプを選ぶ
ブラッシングのあとに皮膚の赤みやかゆみ、ただれなどが気になる場合は、自己判断で続けず、獣医師やトリマーなど専門家に相談すると安心です。

まずブラシをする前に、ブラッシングスプレーを振りかけます。これには静電気防止や、抜け毛が飛び散るのを防ぐ効果があります。スリッカーブラシは、ペンを持つような持ち方で優しく持ち、反対の手で皮膚を抑えながら、毛の流れに沿って皮膚と平行に、撫でるような力加減で優しく動かすといいでしょう。しっぽや脇の下は特に絡まりやすい場所なので、丁寧にブラッシングしてください。
犬がスリッカーブラシを嫌がる場合はどうする?

段階的に、まずは体を触られることに慣れさせます。そして普段からブラシを見えるところに置いておき、見慣れさせて怖くないものだと認識させます。その後優しくブラッシングしてあげて、気持ちいいものだと理解してもらいましょう。
スリッカーの掃除方法

スリッカーブラシにはたくさんの毛が絡まり、掃除がしにくく不衛生になりがちです。ブラシを掃除するための細かいコームや、ブラシにかぶせて毛を取るブラシネットなどの掃除道具が販売されているので、それらを使うときれいに保てるでしょう。
スリッカーの消毒方法
スリッカーブラシは絡みついた抜け毛を取り除き、きれいに洗い流したあとに消毒をしましょう。消毒方法は、希釈した消毒液につける・消毒スプレーを吹きかける・熱湯消毒をする方法があります。
その後乾燥させることも大事です。
犬向きスリッカーおすすめ4選
犬向きのスリッカーを厳選し4点紹介します。商品選びの参考になるレビュー(口コミ)ページや商品のおすすめポイントもまとめていますよ。
【痛くない犬のスリッカーブラシ】岡野製作所 ステンレス製 高級ソフトタイプ ミニ
| 材質 | ステンレス・天然木 |
| 生産国 | 日本 |
【トイプードルに特におすすめなスリッカーブラシ】ローレンス ソフト スリッカーブラシ
| ブランド | ローレンス |
| 重量 | 40g |
【プロも使用するスリッカーブラシ】武蔵 スリッカーブラシ ソフト
| サイズ(幅X奥行X高さ) | 12×4×14cm |
| 重量 | 80g |
【掃除が簡単なスリッカーブラシ】ワンプッシュで抜け毛除去 犬 猫用 セルフクリーニング ブラシ
| サイズ | 12.6×7×12cm |
| 重量 | 96.5g |
ブラシと合わせて自宅ケアにバリカンを検討している方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

犬のスリッカーブラシのよくある質問
- Qスリッカーブラシはソフトとハードどちらを選べばよいですか?
- A
ご家庭での日常のお手入れには、肌当たりがやさしいとされるソフトタイプが選ばれることが多いようです。ハードタイプは毛玉や絡まった毛をほぐすのに向くとされますが、力を入れすぎると皮膚への負担が大きくなりやすいといわれるため、使うときは力加減に注意したいですね。愛犬の毛質や使う場面に合わせて選んでみてください。
スリッカーブラシ選びやお手入れでよく寄せられる疑問をまとめました。日々のブラッシングの参考にしてみてくださいね。
- Qスリッカーブラシとファーミネーターはどう使い分ければよいですか?
- A
記事内でも紹介しているとおり、スリッカーブラシは毛のもつれをとくなど日常使い、ファーミネーターは換毛期の死毛・抜け毛対策に向いているとされています。
ファーミネーターは抜け毛が多い換毛期に週1回程度を目安に使い、ふだんのお手入れはスリッカーブラシ、というように使い分けると取り入れやすいでしょう。
- Qスリッカーブラシのお手入れはどうすればよいですか?
- A
スリッカーブラシは毛が絡まりやすく不衛生になりがちなため、細かいコームやブラシネットで毛を取り除き、洗い流したあとに消毒・乾燥させると清潔に保ちやすくなります。
消毒は、希釈した消毒液につける・消毒スプレーを吹きかける・熱湯消毒をするといった方法があります。使用後はしっかり乾かすこともポイントですよ。
- Q犬がスリッカーブラシを嫌がるときはどうすればよいですか?
- A
いきなりブラッシングを始めるのではなく、まずは体を触られることに慣れさせ、ブラシを見慣れさせるところから段階的に進めるのがおすすめです。
その後やさしくブラッシングして「気持ちいいもの」と感じてもらえると、少しずつ受け入れやすくなります。愛犬のペースに合わせて、無理なく慣らしてあげてくださいね。
楽天・Amazon・ヤフーショッピングで見るスリッカーの人気ランキング
スリッカーの人気ランキングを楽天・Amazon・ヤフーショッピングで確認するなら、下記のボタンからチェックできますよ。
