犬とクリスマスを一緒に楽しみたい、と考えていませんか。おうちパーティーや記念撮影、犬用の特別なごはんなど、愛犬とクリスマスを楽しむ方法はいろいろあります。ただし、ごちそうや飾りが増えるこの時期は、犬にとって気をつけたいポイントもいくつかあります。この記事では、犬とクリスマスの過ごし方、プレゼントの選び方とおすすめ、そして気をつけたい誤食まで、飼い主目線でまとめました。
愛犬とクリスマスを楽しむアイデア
クリスマスは、犬と一緒におうちで気軽に楽しめる冬のイベントです。まずは、愛犬と楽しむ代表的な方法を見ていきましょう。
おうちでクリスマスパーティーを開く
いちばん手軽なのが、おうちでのクリスマスパーティーです。サンタやトナカイをイメージした季節の小物を飾ったり、犬にクリスマスらしいバンダナや服を身につけてもらったりして、家族みんなでゆっくり過ごしてみましょう。にぎやかな音や来客が苦手な子もいるので、愛犬が落ち着いていられるスペースを用意しておくと安心です。
記念の写真を撮る
クリスマスツリーやイルミネーションを背景に、愛犬との記念写真を撮るのも思い出になります。服や飾りを身につけてもらう場合は、嫌がっていないか様子を見ながら、短い時間でサッと撮るのがコツです。冬は寒さが厳しくなるので、屋外で撮影するときは防寒にも気を配りながら、愛犬の負担にならない範囲で楽しみましょう。

犬用の特別なごはんを用意する
クリスマスならではの特別感を出すなら、犬用のごちそうを用意するのもおすすめです。大切なのは、必ず犬用として売られているもの、または犬が食べても問題のない食材を選ぶことです。人間用のケーキやごちそうには、犬にとって危険とされる食材が含まれていることがあります。犬用のクリスマスケーキやおやつなら、見た目の華やかさを楽しみながら、安心して特別な日を過ごせますよ。

犬へのクリスマスプレゼントの選び方
愛犬へのクリスマスプレゼントは、かわいさや華やかさだけでなく、愛犬が安全に楽しめるかを優先して選びましょう。ここでは、代表的なプレゼントのジャンル別に選び方の目安を紹介します。
おもちゃで選ぶ
おもちゃは、愛犬が体を動かしたり、ひとり遊びをしたりするのに役立つ定番のプレゼントです。選ぶときは、愛犬の体の大きさに合ったサイズを選び、かじって飲み込めそうな小さすぎるパーツがないかを確認しましょう。丈夫さや素材もチェックし、遊ばせるときは飼い主が様子を見られる範囲にとどめると安心です。
おやつで選ぶ
ふだんより少し特別なおやつも、クリスマスのプレゼントにぴったりです。原材料や対象の月齢・体格を確認し、愛犬に合ったものを選びましょう。おいしいからといって与えすぎると、体重管理やおなかの負担につながることもあります。1日に与える量を決めて、食べすぎに気をつけることが大切です。アレルギーが気になる場合は、原材料表示をよく確認してくださいね。
防寒グッズで選ぶ
冬のクリスマスシーズンには、暖かい服やブランケットなどの防寒グッズも実用的なプレゼントになります。とくに寒さが苦手な犬種やシニア犬には、冬服が体温を保つ助けになります。服を選ぶときは、着脱しやすく体を締めつけないサイズを選びましょう。犬の冬服の選び方は、別の記事でくわしくまとめています。

犬におすすめのクリスマスプレゼント
ここでは、愛犬へのクリスマスプレゼントとして選びやすいアイテムを、ジャンル別に紹介します。愛犬の性格や好み、体の大きさに合わせて選んでみてください。
犬用のクリスマスおもちゃ
サンタやトナカイ、雪だるまなどをモチーフにした季節限定のおもちゃは、クリスマス気分を盛り上げてくれます。ぬいぐるみタイプや音の鳴るタイプ、知育に使えるタイプなど種類はさまざまです。愛犬の遊び方や好みに合わせて、体のサイズに合ったものを選びましょう。
犬用のクリスマス衣装・コスチューム
サンタ風やトナカイ風の衣装、クリスマスカラーのバンダナなどは、記念写真をより華やかにしてくれます。服が苦手な子には、体をおおわないバンダナやワンポイントの飾りから始めるのがおすすめです。着せるときは視界や動きをさまたげないか確認し、嫌がるそぶりが見られたら無理をさせないようにしましょう。
犬用のごほうびおやつ
特別な日にぴったりの、少し贅沢な犬用おやつもプレゼントに向いています。無添加のものや、素材にこだわったものなど、ふだんとは違うおやつを選ぶと特別感が出ます。与えるときは1日の量を守り、食べすぎに注意しましょう。犬用のクリスマスケーキを用意して、記念日らしく演出するのも素敵です。

クリスマスで気をつけたい犬の誤食
クリスマスの時期は、ごちそうやお菓子、飾りが家の中に増えます。犬にとっては、ふだんより誤食のリスクが高まる季節でもあります。楽しく過ごすために、次の点に気をつけましょう。
チキンの骨に注意する
クリスマスの定番であるローストチキンやフライドチキンの骨は、犬にとって注意が必要とされるものです。とくに加熱した骨は縦に割れて鋭くとがることがあり、口の中や消化管を傷つける恐れがあるとされています。食べ終わったあとの骨や、テーブルに置いたチキンを犬が勝手に口にしないよう、犬の届かない場所で管理することが大切です。味付けされた料理には犬に不向きな調味料が使われていることも多いため、人間用のチキンは与えないようにしましょう。
チョコレート・人間用のケーキに注意する
チョコレートは、犬にとって危険とされる食べものです。クリスマスのお菓子やケーキにはチョコレートが使われていることが多く、犬には絶対に与えないでください。また、人間用のケーキには生クリームやチョコレート、レーズンなど、犬にとって不向きとされる食材が含まれていることがあります。「少しだけなら」と分け与えず、犬にはあらかじめ犬用として売られているケーキやおやつを用意してあげましょう。
玉ねぎなどが入った料理に注意する
クリスマス料理によく使われる玉ねぎ・ねぎ類は、犬にとって危険とされる食材です。シチューやグラタン、ソースなど、見た目ではわかりにくい料理にも使われていることがあります。人間用のごちそうは犬に取り分けず、犬には犬用のごはんやおやつを用意しておくと安心です。落ちた食べものを拾い食いしないよう、テーブルや床まわりにも気を配りましょう。
ポインセチアなどの観葉植物に注意する
クリスマスの飾りとして人気のポインセチアをはじめ、一部の観葉植物は犬がかじると体調をくずす恐れがあるとされています。飾る場合は、犬が口にできない高い場所に置く、または届かない部屋で管理するようにしましょう。落ちた葉を拾い食いしないよう、こまめに掃除しておくことも大切です。
もし食べてしまったときは動物病院へ
- 自己判断で様子を見すぎず、できるだけ早く動物病院に連絡する
- 「何を」「どのくらい」「いつ」食べたかを、わかる範囲で伝えられるようにしておく
- 食べたもののパッケージや包み紙が残っていれば、あわせて確認できるようにしておく
犬がチョコレートや人間用のごちそう、飾りなどを食べてしまった、あるいは食べたかもしれないと気づいたら、できるだけ早めに動物病院に相談してください。元気そうに見えても、あとから体調に変化が出ることもあります。年末年始は休診の動物病院も多いため、あらかじめ近くの救急対応の動物病院を調べておくと、いざというときに慌てずにすみます。
クリスマスツリーと飾りの安全対策
クリスマスツリーや飾りは、犬にとって「気になる新しいもの」です。倒れたり、飾りをかじったりといったトラブルを防ぐために、次の点に気をつけましょう。
オーナメントの誤飲に注意する
ツリーに飾るボールやベル、リボンなどのオーナメントは、犬がかじって誤飲する恐れがあります。とくに割れやすい素材の飾りは、破片で口の中を傷つけることもあります。犬の届く低い位置には飾りを付けない、遊んでいるときは目を離さないなど、犬の様子に合わせて工夫しましょう。ツリー自体が倒れないよう、安定した場所に設置することも大切です。
電飾コードのいたずらに注意する
イルミネーションや電飾のコードを犬がかじると、感電やけがにつながる恐れがあります。コードは犬が届かない場所にまとめる、カバーで覆う、使わないときはコンセントを抜くといった対策をしておきましょう。留守にするときは電飾の電源を切っておくと安心です。
スノースプレーや小物の管理に気をつける
窓に飾るスノースプレーや、綿の雪、小さな置き物などにも注意が必要です。犬がなめたりかじったりしないよう、犬の生活スペースには置かないようにしましょう。飾りつけをするときは、犬が届く範囲に落ちている小物がないか確認し、片づけながら進めると安全です。

よくある質問(FAQ)
- Q犬にクリスマスケーキを食べさせてもいいですか?
- A
人間用のクリスマスケーキは与えないでください。生クリームやチョコレート、レーズンなど、犬にとって危険とされる食材が含まれていることがあります。愛犬にケーキを楽しませたい場合は、犬用として売られているケーキやおやつを用意しましょう。与える量は商品の表示を守り、食べすぎに注意してください。
- Q犬がチキンの骨やチョコレートを食べてしまったらどうすればいいですか?
- A
チキンの骨やチョコレートは犬にとって危険とされるものです。食べてしまった、または食べたかもしれないと気づいたら、できるだけ早く動物病院に相談してください。元気そうに見えても、あとから体調に変化が出ることがあります。何をどのくらい食べたか、わかる範囲で伝えられるようにしておくと安心です。年末年始は休診の動物病院も多いため、近くの救急対応の病院を事前に調べておきましょう。
- Qクリスマスツリーを犬がいる部屋に置いても大丈夫ですか?
- A
置く場合は、いくつか工夫をしておくと安心です。ツリーが倒れないよう安定した場所に設置し、犬の届く低い位置には飾りを付けないようにしましょう。オーナメントの誤飲や電飾コードのかじりを防ぐため、犬が遊んでいるときは目を離さず、留守にするときは電飾の電源を切っておくのがおすすめです。飾りを気にして落ち着かない様子が見られる場合は、ツリーと犬の生活スペースを分けることも検討しましょう。
まとめ
- 犬とクリスマスは、おうちパーティー・記念撮影・犬用の特別なごはんで気軽に楽しめる
- プレゼントはおもちゃ・おやつ・防寒グッズなどを、愛犬の安全とサイズに合わせて選ぶ
- チキンの骨・チョコレート・人間用ケーキ・玉ねぎ入りの料理・ポインセチアは犬に危険とされるため管理を徹底する
- ツリーのオーナメント誤飲・電飾コードのかじりに注意し、飾りは犬の届かない場所へ
- 誤食が疑われたら、元気そうでも早めに動物病院へ。年末年始の救急病院を事前に確認しておく
クリスマスは、ちょっとした工夫で犬と一緒に季節を感じられる楽しいイベントです。愛犬の気持ちと安全を最優先にしながら、無理のない範囲でパーティーやプレゼント、記念撮影を楽しんで、素敵な冬の思い出をつくってくださいね。
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。犬の体質や体調には個体差があります。誤食が疑われる場合や、体調に変化が見られた場合は、早めにかかりつけの獣医師・動物病院に相談してください。
