猫用スープのおすすめ7選を、粉末・液体・具なし・無添加・下部尿路配慮などタイプ別にご紹介します。水分補給や食欲が落ちたときの補助に役立つ選び方、与えるときの注意点、手作りレシピやよくある質問まで、飼い主さん目線でまとめました。
猫用スープおすすめ7選
おすすめの猫用スープを7点紹介します。商品選びの参考になるレビュー(口コミ)ページや商品のおすすめポイントもまとめていますよ。
猫用スープ【下部尿路に配慮したタイプ】
| 原材料 | 魚介類(まぐろ、しらす、かつお節、まぐろエキス)、肉類(鶏ささみ)、糖類(上白糖)、オオバコ繊維、酵母エキス、ビタミンE、ミネラル類(カルシウム、リン) |
| 尿pH調整 | 設定値 6.1〜6.4 |
| 成分分析値 | たんぱく質 3.7%以上 脂質 0.1%以上 粗繊維 0.5%以下 灰分 1.5%以下 水分 97.0%以下 |
| カロリー | 約14 kcal/1袋 |
| 原産国 | 日本 |
猫用スープ【具なしタイプ】
| 原材料 | 魚介類(フィッシュエキス、白身魚エキス)、植物性油脂、調味料、増粘安定剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、酸味料、ビタミンE |
| 成分分析値 | 粗たんぱく質 1.5%以上 粗脂質 0.1%以上 粗繊維 1.0%以下 粗灰分 3.0%以下 水分 96.0%以下 |
| 原産国 | タイ |
猫用スープ【おやつ向けタイプ】
| 本体サイズ (幅X奥行X高さ) | 15.2×11.2×18.0cm |
| 原材料 | 【まぐろ】マグロ、シラス、ホタテ貝柱、マグロエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、コラーゲンペプチド、植物性油脂、増粘剤(加工デン粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、紅麹色素、緑茶エキス 【かつお】カツオ、カツオ節、ホタテ貝柱、カツオ節エキス、糖類(オリゴ糖等)、コラーゲンペプチド、植物性油脂、増粘剤(加工デン粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、紅麹色素、緑茶エキス 【ささみ】鶏肉(ササミ)、カツオ節、ホタテ貝柱、ホタテエキス、糖類(オリゴ糖等)、コラーゲンペプチド、植物性油脂、増粘剤(加工デン粉)、ミネラル類、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、紅麹色素、緑茶エキス |
猫用スープ【塩分が気になる猫ちゃん向け】
| 原材料名 | 鶏肉、N‐アセチルグルコサミン(えび・かにを含む)/増粘多糖類、γ‐トコフェロール |
| 栄養成分表示[1本10gあたり] | 代謝エネルギー4.79kcal 粗たんぱく質7.5%以上 粗脂肪1.2%以上 粗繊維0.2%以下 粗灰分0.5%以下 水分95.0%以下 ナトリウム1.4mg マグネシウム0.9mg カルシウム0.4mg N-アセチルグルコサミン20mg γ‐トコフェロール10mg |
猫用スープ【人気ブランドのシーバ】
| 原材料 | 魚類(かつお、まぐろエキス等)、野菜類(にんじん、パセリ)、かつお節、増粘安定剤(加工デンプン、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等) |
| 素材構成 | タンパク質:6.0%以上 脂質:0.1%以上 粗繊維:0.1%以下 灰分:1.5%以下 水分:92.0%以下 |
猫用スープ【粉末タイプ】
| 原材料 | 鰹節(静岡県焼津産)、甜菜糖(北海道産)、酵母エキス、昆布(北海道羅臼産)、しいたけ粉末 |
| 栄養成分(100g中) | エネルギー392kcal たんぱく質58.1% 脂質5.4% 炭水化物27.7% ナトリウム1% |
猫用スープ【無添加タイプ】
| 原材料 | レッドサーモン19%、にんじん5%、タピオカデンプン1.8%、酵母エキス1.4% |
| 成分 | 粗たん白質5% 粗脂肪0.8% 粗繊維0.3% 粗灰分0.5% 水分88% |
猫用スープの手作りレシピ|かつお・煮干し・魚・野菜

猫用スープは家でも作れます。基本は味付けをしないこと。あわせて、使ってはいけない食材と与える量にも気をつけましょう。ここではかつお・煮干し・魚・野菜の4つに分けて紹介しています。
手作りスープは総合栄養食ではありません。ペットフード公正取引協議会は総合栄養食を「毎日の主要な食事として給与することを目的とし…栄養的にバランスのとれたもの」と定義しています。そのフードと水だけで栄養がまかなえることが条件のため、手作りスープはここに当たりません。
手作りスープは市販品でいう一般食(その他の目的食)と同じ立ち位置です。水分を一緒にとれること、香りで食が進むきっかけになることをねらいに、ふだんの総合栄養食とあわせて使ってくださいね。
出典: ペットフード公正取引協議会/公正競争規約の必要表示事項(参照日2026-08-06)
かつおだしの猫用スープの作り方
いちばん手軽なのが、かつお節と水だけで作るだしです。猫が好む香りが立ちやすく、材料は2つで済みます。
- 1.水200mlを沸かして火を止める
- 2.かつお節を5gほど入れて2〜3分おく
- 3.こしてかつお節を取り除く
- 4.人肌くらいまで冷ましてから器に入れる
ポイントは人間用の「だしの素」やブイヨンを使わないことです。日本食品標準成分表の実数値では、顆粒和風だしは食塩相当量40.6g、固形ブイヨンは43.2g(いずれも水に溶かす前の製品100gあたり)。かつお節から水でとっただしはだし100gあたり0.1gです。
溶かす濃さで変わるため単純な倍率の比較はできませんが、どちらも人の料理に味を付けるための製品です。猫用にはかつお節と水だけで作りましょう。
かつお節は原材料がかつおのふしだけのものを選び、食塩や調味料が加えられていないか表示を確認しましょう。成分表ではかつお節が100gあたり食塩相当量0.3g、市販の削り節は1.2g。削り節をかけるならひとつまみ程度に。
昆布を足すなら少量に。昆布だし(水出し)は100gあたりヨウ素5,300µgと含有量が多く、常用は避けたい食材です。
出典: 文部科学省 食品成分データベース(八訂増補2023年)かつお節/削り節/かつおだし/顆粒和風だし/固形ブイヨン/昆布だし(参照日2026-08-06)
煮干しを使う場合の注意点
煮干しも猫が好きそうに思えますが、かつお節とは塩分の量が大きく違います。農林水産省の資料では、煮干しは「下処理した原料を塩水または淡水で煮熟したのちに乾燥させたもの」とされています。成分表でもかたくちいわしの煮干しは100gあたり食塩相当量4.3gで、かつお節0.3gの約13倍です。
出典: 農林水産省「にっぽん伝統食図鑑・乾物」、食品成分データベース(煮干し)参照日2026-08-06
魚を使った猫用スープの作り方
魚を使用した猫用スープの手作りレシピは以下の通りです。
- 1.材料に水を加え、中まで火が通るまで煮る(味付けはしない)
- 2.焼いた魚の頭と骨を水に入れて煮る
- 3.頭と骨を取り出し、茶こしでこして完成
主な材料として、サーモンや焼き魚を使用するといいでしょう。ただし味付けをしていない魚を選んでください。人間用の塩鮭や味付けした焼き魚には、食塩が加えられています。特に白身魚はクセがないので、あっさりと食べられます。
また、液体だけでなく軽くほぐした魚などを入れる場合は細かくしとろみをつけてあげるのも食べやすくて良いでしょう。もし、穀物や野菜を入れたい場合は、ミキサーを使用して粉々にすることをおすすめします。猫は穀物や野菜の消化をあまり得意としないため、どうしても入れたい場合は吸収しやすいように細かくしましょう。
魚は必ず加熱してから使いましょう。MSD獣医マニュアルは、ビタミンB1を分解する酵素チアミナーゼについて「生の淡水魚と貝に含まれる」「魚を加熱することで壊れる」と説明しています。
骨は必ず取り除いてください。細かい骨が残りやすいので、仕上げに茶こしでこすと安心です。
出典: MSD獣医マニュアル(小動物の栄養要求量)参照日2026-08-06
野菜を入れてもいい?入れないほうがいい素材
野菜は入れなくて問題ありません。猫は野菜や穀物の消化があまり得意ではないためです。入れたいときは加熱してミキサーで細かくし、量はごく少なめに。いっぽう、入れてはいけない素材ははっきりしています。
猫用スープを作る際の注意点ですが、塩や醬油などの調味料や猫が苦手な食材、猫にとって毒になる食材は使用しないでください。使用してはいけない食材は、ネギ類・生のエビ、イカ、タコ・牛乳・チーズ・人間用の味の濃い食べ物などがあります。
たまねぎ・長ねぎ・にら・にんにく・らっきょうなどのネギ類は使えません。MSD獣医マニュアルは「猫がもっとも感受性の高い動物種」と記し、猫では加熱したたまねぎ小さじ1杯未満、または生のたまねぎ5g/kgで中毒が報告されているとしています。
生・加熱・乾燥・粉末のいずれの状態でも報告があり、加熱すれば大丈夫ということはありません。家族用に取っただしの流用もやめておきましょう。
出典: MSD獣医マニュアル(ネギ属の中毒)参照日2026-08-06
- 一度に全部与えない。市販の一般食にはパッケージに1日の目安量が書かれていますが、手作りには表示がありません。まずは小さじ1杯ほどから始め、様子を見ながら決めましょう
- ふだんの総合栄養食は減らさない。スープは足すもので、置きかえるものではありません
- 人肌くらいまで冷ましてから器に入れる
- 初めて使う食材はひとさじから試し、下痢や嘔吐など、いつもと違う様子が出たら中止して動物病院へ
- 作ったスープは冷蔵で1日を目安に使い切る。作り置きはしない
- スープとは別に、真水もいつでも飲めるようにしておく
- 持病があって食事の内容を獣医師から指示されている場合は、取り入れる前にかかりつけの動物病院へ相談してください
また、猫にスープをあげる際は、必ず総合栄養食とあわせて与えてください。市販のスープにもいえることですが、主食(総合栄養食)の役割は果たしませんので、栄養バランスの整った食事ができるように準備してあげましょう。
猫用スープは、水分補給のほかにも、食欲が落ちているときや、幼猫・高齢猫の食事の補助にもおすすめです。なかなかフードを食べないときに猫用スープをかけることで食べてくれる場合もありますので、ぜひ愛猫に手作りスープを作ってみてくださいね。
迷ったときは自己判断せず、かかりつけの獣医師に相談してくださいね。
猫用スープの選び方【粉末・パウチ・無添加で比較】
ひとくちに猫用スープといっても、形状や原材料、用途はさまざまです。愛猫に合ったものを選ぶために、まずは次の3つの軸でチェックしてみるとよいでしょう。「タイプ(形状)」「原材料」「用途」の順に見ていくと、迷いにくくなりますよ。
タイプで選ぶ(粉末・液体・パウチ)
猫用スープは大きく分けて、お湯で溶かして使う粉末タイプと、そのまま与えられる液体・パウチタイプがあります。
原材料で選ぶ(無添加・国産)
毎日のように与えるなら、原材料表示もチェックしておきたいポイントです。香料や着色料などの食品添加物を使っていない無添加タイプや、原材料に国産のものを使用したタイプは、飼い主さんが安心して選びやすいでしょう。アレルギーが気になる場合は、穀物を使っていないグレインフリーかどうかも確認しておくとよいですよ。
用途で選ぶ(水分補給・食欲・シニア猫)
「あまり水を飲んでくれない」「最近フードを残しがち」など、気になっていることに合わせて選ぶのもおすすめです。水分量の多いタイプは水分補給の補助に、においや具のあるタイプは食が進まないときの一助に向いています。塩分が気になる場合は、食塩不使用タイプを選ぶとよいでしょう。
具体的な選び分けは、次の比較表と用途別の項目もあわせてご覧くださいね。
夏バテで食欲が落ちやすい時期の対策は、こちらでくわしく解説しています。

猫用スープ7商品の比較一覧表
本記事で紹介した7つの猫用スープを、タイプ・無添加・国産・主な用途の4つの観点でまとめました。気になる商品を見つける目安としてご活用ください。
| 商品タイプ | 形状 | 無添加 | 国産 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 下部尿路に配慮したタイプ | 液体(具入り) | — | ○(日本) | 下部尿路が気になる猫の水分補給の補助 |
| 具なしタイプ | 液体 | — | — | あまり水を飲まない猫の水分補給の補助 |
| おやつ向けタイプ | 液体(アソート) | — | — | いろいろな味を試したいとき・水分補給の補助 |
| 塩分が気になる猫ちゃん向け | 液体 | 食塩・砂糖 不使用 | — | 塩分を控えたいとき |
| 人気ブランドのシーバ | 液体(具入り) | — | — | 食いつきを重視したいとき |
| 粉末タイプ | 粉末 | 無添加(化学調味料不使用) | ○(国産素材) | 濃さを調整したいとき・ふりかけ |
| 無添加タイプ | 液体(具入り) | グレインフリー | — | 穀物が気になる猫の水分補給の補助 |
こんな時におすすめ:水分補給・食欲低下・シニア猫
猫用スープは、暮らしの中のちょっとした困りごとに寄り添ってくれるアイテムです。ここでは、よくある3つのシーン別に選び方のヒントをまとめました。いずれも主食(総合栄養食)の代わりにはならないため、ふだんの食事とあわせて使ってあげてくださいね。
水分をあまり摂らない猫の水分補給の補助に
「お皿の水をなかなか飲んでくれない」という猫ちゃんには、水分量の多い液体タイプやパウチタイプがおすすめです。おいしく水分を摂る習慣づくりの補助として、ふだんのウェットフードにかけてあげる使い方もよいでしょう。一度に与える量は商品の表示を目安に、無理のない範囲で取り入れてみてください。
食欲が落ちているときの一助に
「最近フードを残しがち」というときは、においの立ちやすい魚系のスープや、具のあるタイプを試してみるのも一つの方法です。いつものフードにスープをかけると、香りが立って食が進む猫ちゃんもいます。あくまで食事を楽しむための工夫として取り入れ、食欲が戻らない状態が続く場合は動物病院に相談してくださいね。
シニア猫・幼猫のごはん時間に
噛む力や飲み込む力が気になるシニア猫や、まだ体の小さい幼猫には、やわらかくて食べやすいスープが向いています。とろみのあるタイプは、フードをふやかすように使うと食べやすくなることもあります。年齢に合わせて与える量を調整し、ゆっくり食べられる環境を整えてあげましょう。
水分不足が気になるときに起こりやすい便秘については、こちらで解説しています。

猫用スープのよくある質問
- Q猫用スープは1日にどれくらい・どのくらいの頻度で与えればいいですか?
- A
猫用スープは商品ごとに想定量が異なるため、まずはパッケージに記載された1回・1日の目安量を守ることが基本です。総合栄養食ではなく補助的な位置づけのため、ふだんの食事のカロリーや水分量とのバランスを見ながら取り入れるとよいでしょう。
食事制限が必要な持病がある場合や、量の判断に迷う場合は、かかりつけの動物病院に相談すると安心です。
- Q「無添加」の猫用スープとは何が入っていないのですか?
- A
「無添加」と書かれていても、何が入っていないかは商品によって異なります。保存料・着色料・香料などのうち、どの成分が不使用かはパッケージの表示で確認しましょう。気になる成分がある場合は、原材料の表示もあわせてチェックすると安心です。
猫用スープを選ぶときや与えるときに、飼い主さんからよく寄せられる質問をまとめました。
- Q猫用スープは毎日あげていい?
- A
猫用スープは、主食(総合栄養食)の代わりにはなりません。毎日与える場合も、ふだんの食事にプラスする補助的な位置づけとして、商品に記載された目安量を守って与えるとよいでしょう。与えすぎはカロリーや水分の摂りすぎにつながることもあるため、愛猫の体調や便の様子を見ながら調整してあげてくださいね。
- Q人間用のスープをあげてもいい?
- A
人間用のスープは塩分や調味料が多く、猫には味が濃すぎるため、そのまま与えるのは避けましょう。また、ネギ類や一部の食材は猫にとって体に良くないものもあります。猫に与えるなら、猫用に作られたスープや、味付けをしない手作りスープを選ぶと安心です。
- Q塩分は大丈夫?
- A
市販の猫用スープは猫向けに作られていますが、塩分が気になる場合は食塩不使用タイプを選ぶとよいでしょう。パッケージのナトリウム量や原材料を確認し、ふだんの食事とのバランスを見ながら取り入れてあげてください。持病があって食事管理が必要な場合は、かかりつけの動物病院に相談してから与えると安心です。
シニア猫の暮らしを支えるグッズは、こちらでカテゴリ別に紹介しています。

楽天・Amazon・ヤフーショッピングには猫用スープのランキングがある?
楽天・Amazon・ヤフーショッピングでは猫用スープの人気ランキングはありません。その代わりとして、では楽天「キャットフード」、Amazonでは「ウェットキャットフード」、ヤフーショッピングでは「キャットフード」のランキングがありますので、下記のボタンからチェックしてみてはいかがでしょうか。

