犬用のひんやりマット(クールマット)って、どれを選べばいいのか迷いませんか?ジェル・アルミ・大理石・接触冷感など素材によって冷え方や持続性が変わり、噛み癖のある子には向き不向きもあります。本記事では、犬用ひんやりマットのおすすめ7選を素材別に紹介し、選び方やお手入れのポイントもまとめました。愛犬の夏の暑さ対策の参考にしてみてくださいね。
犬用ひんやりマット(クールマット)の選び方
ひんやりマットは大きく分けて「ジェル」「アルミ」「大理石」「接触冷感の布・ござ」の4タイプがあります。冷え方や持続性、耐久性が異なるので、愛犬の性格や体格に合わせて選ぶのがポイントです。まずは素材ごとの特徴を見ていきましょう。
素材別の冷え方と持続性
| 素材 | 冷え方の傾向 | 持続性・特徴 |
|---|---|---|
| ジェル | やわらかく体になじむ接触冷感 | 寝そべると体温で徐々にぬるくなる。クッション性あり |
| アルミ | 金属特有のひんやり感が伝わりやすい | 熱を逃がしやすく、乗るとひんやり感じやすい。丈夫 |
| 大理石 | 自然な冷たさで冷えすぎにくい | 重量があり動きにくい。傷が付きにくく長く使いやすい |
| 接触冷感の布・ござ | ふれた瞬間のひんやり感 | 洗えるものが多く手入れが楽。通気性がよい |
ひんやり感の伝わり方には犬ごとの体感の個体差があります。「冷たいマットが苦手で乗ってくれない子」もいれば、「すぐ寝そべる子」もいます。警戒心が強い子には、前足や胸元だけが乗る小さめのサイズから試すと慣れやすいとされています。
噛み癖のある子はジェルの誤飲に注意
⚠️ 噛む子・子犬にジェルタイプを選ぶときの注意
ジェルタイプは、マットが破れると中のジェルが出てきて、誤飲の恐れがあります。噛み癖のある子や、何でも口に入れてしまう子犬には、破れる心配の少ないアルミ・大理石・接触冷感の布タイプを選ぶと安心です。ジェルを使う場合は目の届く範囲で使い、かじり始めたらすぐ取り上げましょう。万が一ジェルを口にして様子がおかしいときは、早めに動物病院に相談してください。
近年は「苦味成分を配合して噛み防止に配慮した」ジェルマットや、アルミとジェルを組み合わせた二重構造の商品も出ています。とはいえ、噛む力が強い子ほど破れるリスクは残るため、心配な場合は硬い素材を優先するのがおすすめです。
サイズの選び方
ジェル・接触冷感・ござタイプは、犬が寝そべったときに体全体が収まるサイズを目安にすると快適に使えます。一方、アルミや大理石は冷たさが強めに伝わるので、警戒心の強い子には前足や胸元が乗る程度の小さめから試すと慣れやすいです。設置場所(ケージ内・ソファ・床)に合わせてサイズを選びましょう。
お手入れ・洗えるかどうか
衛生面を考えると、お手入れのしやすさも大切です。接触冷感の布タイプは丸洗い・洗濯機対応のものが多く、清潔を保ちやすいのが利点です。アルミ・大理石は水拭きでさっと汚れを落とせて、収納場所も取りません。ジェルタイプは手洗い対応が中心なので、購入前に洗い方を確認しておきましょう。
そもそも扇風機やエアコンなど、部屋全体の暑さ対策と組み合わせると効果的です。夏の暑さ対策の基本は別記事でまとめています。

犬用ひんやりマットおすすめ7選
ここからは、素材別におすすめのひんやりマットを紹介します。価格は時期や販売店で変わるため、目安の価格帯で記載しています。最新の価格・在庫は各販売ページでご確認ください。
1. 犬用ひんやりアルミプレート(薄型・サイズが選べる)
乗るとひんやり感じやすいアルミのプレートタイプです。薄型なので使わない時期は立てて収納でき、水拭きだけで手入れできる手軽さも魅力。噛んでも破れる心配が少なく、サイズ展開があるので愛犬の体格に合わせて選べます。小型〜中型犬向きです。
素材:アルミ/サイズ目安:約50×30cmなど複数展開/価格帯:3,000円台
2. お手頃価格のひんやりアルミプレート(コスパ重視)
手に取りやすい価格で人気のアルミプレートタイプです。軽くて扱いやすく、ケージ内やお留守番スペースにも置きやすいサイズ。丈夫で噛む子にも使いやすく、「まずアルミの冷たさを試してみたい」という方のはじめての一枚として選びやすい商品です。
素材:アルミ/サイズ目安:角型・複数サイズ展開/価格帯:1,000円前後
3. マルカン ひんやりクールアルミプレート(アルミ・大型犬向け)
大型犬にも使いやすい大きめサイズのアルミプレートです。アルマイト加工で汚れにくく、裏面に滑り止めパッドが付いているので動きにくいのが利点。体の大きい子は体温がこもりやすいので、体全体が乗るサイズを選ぶと快適に過ごしやすいです。丈夫な素材なので、噛む力の強い大型犬にも向いています。
素材:アルミ/サイズ目安:大型犬向け大判/価格帯:2,500〜4,000円前後
4. 天然大理石のひんやりペットボード
大理石を使った高級感のあるボードタイプです。自然な冷たさで冷えすぎにくく、体温を穏やかに逃がしてくれるのが特徴。傷が付きにくく長く使える耐久性の高さもポイントで、噛み癖のある子にも使いやすい素材です。インテリアになじむ見た目も人気です。
素材:大理石/サイズ目安:約40×40cmなど複数あり/価格帯:7,000〜9,000円前後
5. ドギーマン 純アルミ ひんやりジェルマット(アルミ×ジェル)
アルミとジェルを組み合わせた二重構造で、ひんやり感とクッション性を両立したマットです。両面に滑りにくい加工がされ、ジェル部分には噛み防止に配慮した苦味成分が配合されています。やわらかい寝心地が好きな子におすすめですが、噛む力が強い子の場合は破れる可能性もあるため、目の届く範囲での使用がおすすめです。手洗いで清潔に保てます。
素材:アルミ+ジェル/サイズ目安:約60×45cm/価格帯:2,000〜3,000円前後
6. ペティオ クールアルミジェルマット(ジェル)
雪結晶柄がかわいいジェルタイプのマットです。やわらかく体になじむ接触冷感で、寝そべるのが好きな子にぴったり。手洗いで清潔を保てて、コンパクトにたためるので収納もしやすいです。ジェルタイプなので、噛み癖のある子や子犬に使う場合は、破れによる誤飲に注意して使いましょう。
素材:ジェル/サイズ目安:M・複数サイズ展開/価格帯:1,300〜2,200円前後
7. ドギーマン ござわん シリーズ(い草・接触冷感)
天然のい草を使ったござタイプで、通気性がよくふれた瞬間のひんやり感が心地よい一枚です。カビが発生しにくく折りたためるので、持ち運びやお出かけ先でも使いやすいのが利点。裏面に滑り止めが付いていて安定します。ジェルのように破れる心配がなく、涼しげな見た目も夏らしいマットです。
素材:い草(ござ)/サイズ目安:複数サイズ展開/価格帯:1,500〜3,000円前後
床材そのものを見直したい場合は、滑りにくく洗えるカーペットと組み合わせるのもおすすめです。犬用カーペットの選び方は別記事でまとめています。

ひんやりマットを使うときの注意点
冷えすぎ・低温環境に注意
ひんやりマットは快適に過ごすための道具ですが、長時間の使用で体が冷えすぎることもあります。とくに子犬・シニア犬・体の小さい子は体温調節が苦手なので、様子を見ながら使いましょう。エアコンでよく冷えた部屋では、アルミや大理石のマットが冷たくなりすぎることもあります。犬が自分でマットから離れられるよう、マット以外の場所も自由に選べるようにしておくと安心です。
ジェルの誤飲に注意
前述のとおり、ジェルタイプは破れると中身の誤飲の恐れがあります。噛み癖のある子には硬い素材を選び、使うときも目の届く範囲で。かじり始めたら取り上げ、万が一ジェルを口にして元気がない・嘔吐するなど様子がおかしいときは、早めに動物病院を受診してください。
マットだけに頼らずエアコンと併用を
「ひんやりマットを置いたのに涼しそうにしていない」というときは、部屋全体の温度が高いことが多いです。ひんやりマットはあくまで暑さ対策のひとつなので、エアコンで室温を管理しながら併用するのがおすすめです。真夏はマット単体ではなく、エアコン・水分補給・日陰づくりなどと組み合わせて、愛犬が快適に過ごせる環境を整えましょう。
よくある質問(FAQ)
- Qひんやりマットは効果ないって本当?
- A
「効果を感じにくい」と言われることがありますが、多くは使い方や環境が原因です。ひんやり感の伝わり方には体感の個体差があり、乗ってくれない子もいます。また、部屋そのものが暑いとマットだけでは涼しく感じにくいので、エアコンと併用するのが基本です。アルミや大理石は乗るとひんやり感じやすい傾向があるため、ジェルで反応がいまひとつだった場合は素材を変えてみるのもひとつの方法です。
- Q噛む子にはどのタイプがいい?
- A
噛み癖のある子には、破れる心配の少ないアルミ・大理石・接触冷感の布やござタイプがおすすめです。ジェルタイプは破れると誤飲の恐れがあるため避けるか、使う場合も目の届く範囲で。とくに硬くて丈夫なアルミプレートや大理石ボードは、噛む力が強い子にも使いやすい素材です。心配な場合は、まず硬い素材から試してみてくださいね。
まとめ
- ひんやりマットは「ジェル・アルミ・大理石・接触冷感の布/ござ」の4タイプ
- アルミ・大理石は乗るとひんやり感じやすく、噛む子にも使いやすい
- ジェルタイプは破れると誤飲の恐れ。噛み癖のある子・子犬は避けるのが安心
- ひんやり感の伝わり方には体感の個体差がある
- マット単体ではなくエアコンと併用するのが夏の暑さ対策の基本
犬用のひんやりマットは、素材によって冷え方や耐久性が変わります。愛犬の性格や体格、噛み癖の有無に合わせて選ぶと失敗が少なくなります。暑さ対策全体を見直したい方は、日々のケアグッズもあわせてチェックしてみてくださいね。

