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猫がいる部屋の虫よけ|スプレーと吊るすタイプで答えが違います

猫がいる部屋の虫よけ|スプレーと吊るすタイプで答えが違います 猫
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窓を開けておきたいけれど、蚊は入れたくない。猫がいる家だと、網戸の虫よけを買う前に一度手が止まります。薬剤を使うものを、猫のいる部屋に置いていいのかどうかが分かりません。

メーカーは答えを出しています。ただし答えは1つではありません。スプレーするもの、吊るすもの、貼るもので、書かれている条件がそれぞれ違います。

この記事では、アース製薬の製品Q&Aを読んで、網戸まわりの虫よけ4タイプがそれぞれ何と答えているかを並べました。同じ名前に見える2つの製品で、スプレーする場所が逆になっているところまで書かれています。

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網戸まわりの虫よけには、4つのタイプがあります

ひとくちに網戸の虫よけといっても、形が違えば使い方も変わります。薬剤を網戸に吹き付けるスプレー、窓の外から吹く屋外専用のスプレー、網戸に吊るすネット、サッシに貼るテープ。この4つが売り場に並んでいます。

タイプ製品の例書かれていること
網戸に吹くスプレー虫こないアース あみ戸にスプレーするだけスプレー中はペットを室外へ
屋外専用のスプレー虫こないアース あみ戸・窓ガラスに必ず部屋の外から吹く
吊るすネットアース虫よけネットEX あみ戸用なめても特に問題なし
貼るテープアース虫よけテープ あみ戸サッシ用昆虫がいる部屋には設置しない
網戸まわりの虫よけ4タイプと、猫についてメーカーが書いていること

同じ会社の製品でも、タイプが変われば答えが変わります。だから「虫よけは猫に大丈夫か」という問い方では答えが決まりません。手元にあるのがどのタイプかを先に決めるところから始まります。

スプレーは「猫を部屋の外に出してから」と書かれています

ペットがいる部屋で使っていいかという質問に、アース製薬は「大丈夫です、お使いいただけます。」と答えています。ここだけ読むと、そのまま使えそうに見えます。

ただし、同じ回答に続きがあります。「スプレーする際は、室内を開放して風通しを良くし、犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットも室外に出し、周りに誰もいないところでスプレーしてください。」

つまりスプレーしている間、猫はその部屋にいないことが前提です。さらに戻すタイミングも決まっていて、「ペットなどはスプレー後、十分換気した後に室内に戻してください。」とあります。

水槽を置いている家には、もう一行あります。「また、観賞魚や観賞エビ等の場合は、特に水槽にかからないように十分ご注意ください。」猫と魚を同じ部屋で飼っているなら、こちらも効いてきます。

衣類の防虫剤を調べたときも、メーカーは動物の種類で線を引いて答えていました。言い切りの一文だけを読むと、その後ろを見落とします。

名前がほぼ同じ2製品で、吹く場所が逆です

ここがいちばん間違えやすいところです。「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ」と「虫こないアース あみ戸・窓ガラスに」は、棚に並んでいると見分けがつきません。けれども使い方は正反対です。

「あみ戸・窓ガラスに」のほうは、「屋外専用ですので、必ず部屋の外からあみ戸にスプレーしてください。」とされています。こちらは部屋の中から吹いてはいけません。

理由も添えられていて、「その際、窓やドアを閉めるなどして噴射気体が屋内に入らないようにしてください。」とあります。噴射したものを室内に入れない、という設計です。

一方「あみ戸にスプレーするだけ」のほうは、吹く場所について「どちらでも構いません。効果はどちらでも同じです。」と書かれています。同じシリーズでも、片方は屋外専用、もう片方はどちらでも可。買うときに見るのは、商品名の後ろ半分です。

ワンプッシュ式の「おすだけ虫こないアース」にも同じ質問があって、答えは「お使いいただけます。」でした。こちらも条件は同じで、ペットを室外に出し、「スプレー後、外気と入れ替わってから入室してください。」とされています。

吊るすネットは「なめても特に問題ありません」

スプレーとまったく違う答えが返ってくるのが、網戸に吊るすネットです。乳幼児や犬・猫がネットをなめた、かじったという質問に対して、「特に問題ありません。気になるようでしたら、水でうがいをしてください。」と書かれています。

吊るしてあるものに前足を出す猫なら、この一行があるかないかで置ける場所が変わります。スプレーのように部屋から出す必要も、換気を待つ必要も書かれていません。

ただし、これはこの製品についての答えです。メーカーの説明であって、当社が試験で確かめたものではありません。メーカーに問い合わせたわけでもなく、公開されている回答を読んだだけです。

そして、実際に猫がなめたあと体調に変わったところがあるなら、そこから先は獣医師の領域になります。この記事では扱いません。

貼るテープには、昆虫がいる部屋への禁止があります

サッシに貼るテープには、ほかのタイプに出てこない一文があります。「昆虫がいる部屋には設置しないでください。昆虫に悪影響が出る恐れがあります。」

犬や猫ではなく昆虫が名指しされています。カブトムシやスズムシを飼っている部屋は、はじめから対象の外です。猫だけの家なら関係ありませんが、子どもが昆虫を飼っている家では先に確かめる値打ちがあります。

水槽についても別の書き方になっていて、「水槽がある部屋でも使用できますが、本商品を水槽に落とさないようご注意ください。」とされ、さらに「念のため、テープを取り付けた窓のすぐ近くに水槽を置かないでください。」と続きます。落とさないことと、近くに置かないことの両方です。

買う前に見るのは、商品名の後ろ半分です

ここまでをまとめると、順番は決まってきます。手元の製品がスプレーか、吊るすか、貼るか。スプレーなら、商品名の後ろ半分が屋外専用かどうか。この2つが決まれば、猫を部屋から出す手順が要るかどうかも決まります。

網戸そのものにすき間があると、虫よけを足しても虫は入ってきます。網戸そのものの対策のほうは、猫が押して外れる網戸の話としてまとめました。虫と脱走では見るところが違うので、別々に確かめるほうが早く済みます。

犬を飼っている家は、刺される側の対策も要ります。犬のほうの虫よけ対策では、蚊やマダニから犬を守る側をまとめています。網戸に薬剤を使うかどうかとは、別の話です。

よくある質問

Q
猫がいる部屋で網戸用のスプレーを使っても大丈夫ですか?
A

アース製薬は「大丈夫です、お使いいただけます」と答えたうえで、条件を書いています。スプレーするときは室内を開放して風通しをよくし、犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットを室外に出すこと。戻すのは十分換気した後、とされています。「使ってよい」と「そのまま吹いてよい」は別だと考えておくほうが実態に合います。

Q
スプレーは部屋の中と外、どちらから吹けばいいですか?
A

製品によって違います。「虫こないアース あみ戸・窓ガラスに」は屋外専用で、必ず部屋の外から吹くようにと書かれています。「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ」のほうはどちらでも構わず、効果も同じとされています。名前が似ているので、後ろ半分を見分けてください。

Q
猫が虫よけのネットをなめてしまいました
A

アース製薬の回答では、乳幼児や犬・猫がネットをなめた場合について「特に問題ありません。気になるようでしたら、水でうがいをしてください」とされています。ただしこれは「アース虫よけネットEX あみ戸用」についての答えで、ほかの製品やほかのメーカーには当てはまりません。体調に変わったところがあれば、動物病院に連絡してください。

Q
猫と熱帯魚を同じ部屋で飼っています
A

スプレータイプには「観賞魚や観賞エビ等の場合は、特に水槽にかからないように」とあります。貼るテープのほうはもう一段細かく、水槽に落とさないことに加えて、テープを取り付けた窓のすぐ近くに水槽を置かないようにと書かれています。猫について書かれた条件とは別に、水槽の条件があると考えてください。

なお、ここで読んだのはアース製薬が公開している製品Q&Aです。ほかのメーカーの製品については確認していません。また、同じ会社の製品でもタイプが違えば答えが違うので、ここに書いた内容をほかの製品に当てはめることはできません。お使いの製品については、パッケージの表示とメーカーの案内を確かめてください。

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