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猫トイレと猫砂おすすめ10選|形と素材の相性で選ぶ組み合わせ方

いろいろな種類の猫砂をのぞきこむ猫のイラスト 猫
この記事は約10分で読めます。

猫のトイレを買い替えるとき、本体を先に決めてから砂を探していませんか。ところが実際は、トイレの形が決まった時点で入れられる砂もほぼ決まるので、この二つは同時に選んだほうが二度手間になりません。

たとえばすのこの付いたシステムトイレは、おしっこが下のトレーへ落ちる仕組みなので、固まる砂を入れると本来の働きをしなくなります。反対に、ふつうの箱型やドーム型へ固まらない砂を入れれば、おしっこが底にたまったままになってしまうでしょう。

この記事では、猫トイレ5タイプと猫砂5素材を、どの形にどの素材が合うかという相性の軸で並べました。サイズや置き場所の決め方、砂を切り替える手順まで続けて読めるので、本体と砂をまとめて決められます。

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トイレの形が決まると、使える猫砂が決まる

据え置きの猫トイレは、フタのないオープン型、屋根の付いたドーム型、天面の穴から入るタイプ、すのこと引き出しが二層になったシステムトイレ、そして段差を低くして内側を広げたシニア向けの5つに分かれます。二層式だけは固まらない砂を前提に作られていて、残る四つはどれも容器へ直接砂を敷くため固まる砂と相性のよい形。

トイレの形合う猫砂向いている猫・家庭
オープン型(箱型)鉱物系・紙系・おから系子猫や高齢猫がいる家庭
ドーム型(フード付き)鉱物系・紙系・おから系砂かきが激しい猫
上から入るタイプ粒が重めの鉱物系飛び散りを抑えたい家庭
システムトイレ(二層式)木系ペレット・シリカゲル系手入れを減らしたい家庭
低くて広いタイプ鉱物系・紙系・おから系シニア猫や大きめの猫
猫トイレ5タイプと相性のよい猫砂

ボタンひとつで排泄物をかき取る全自動タイプは、対応する砂が製品ごとに指定されていて、価格帯も選ぶ基準も大きく変わります。全自動タイプが気になる方は、別の記事にまとめています。

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猫トイレの選び方

形のあたりを付けたら、次に見るのはサイズと設置数、置き場所、そして手入れのしやすさです。どれも愛猫がトイレを気持ちよく使えるかに直結するので、順に押さえておきましょう。

サイズは体長の1.5倍を目安にしよう

容器が狭いと猫は中で向きを変えにくく、はみ出しや粗相につながります。内寸は鼻先からしっぽの付け根までの1.5倍ほどが目安で、しゃがんだまま一周できる広さがあると落ち着いて排泄できるでしょう。成長期の子猫や体格のいい猫なら、最初から大きめを選んでおくと買い替えの回数を減らせますよ。

数は「頭数+1」で用意しておこう

猫はきれい好きで、汚れの残った場所を避けることがあります。そのため設置数は飼っている頭数に1個足すのが目安で、1匹なら2個、2匹なら3個という数え方になります。掃除が間に合わない日でも空いている場所が残るので、我慢をさせずにすむのが利点です。

置き場所は静かで落ち着ける所を選ぼう

猫が安心して用を足せるのは、人の行き来が少なく物音の届きにくい場所です。ごはんや水のすぐ横、洗濯機のように振動の大きい機器のそばは、できれば外しておきたいところ。においや見た目が気になるなら、通気を確保したうえで家具に納めてしまう手もあります。

毎日の掃除が続けやすい形かを見ておこう

トイレ掃除は毎日のことなので、手入れのしやすさが使い心地を大きく左右します。ふちが低くてスコップが底まで届くか、丸洗いできる素材か、二層式なら引き出しとすのこを外しやすいかを見ておきましょう。表面がなめらかで汚れのこびりつきにくいものは、においも残りにくく手入れが軽くなりますよ。

タイプ別の猫トイレ5選

ここからは形ごとに5つのトイレを見ていきます。価格や在庫は時期と販売店で変わるため、実際の金額は各販売ページでご確認ください。

1. オープン型|出入りしやすい基本の箱型

フタのないシンプルな箱型で、はじめての一台に選びやすい基本の形です。ふちが低めのものなら子猫も足腰の弱ってきた高齢猫もまたぎやすく、中が見渡せるぶん、おしっこの色や回数といった体調のサインにも気づけます。

砂の飛び散りが気になるようなら、同じ箱型でもふちの高いハイタイプを選ぶと落ち着きます。入れる砂は固まるタイプならどれでも合わせられるので、愛猫の好みで決めてかまいませんよ。

2. ドーム型|砂の飛び散りを抑えやすい

屋根と入り口の付いたフード付きで、かき出された砂が外へ広がりにくいのが持ち味。砂かきの勢いが強い猫や、来客の目に入る場所へ置きたいときに向いています。

中が見えにくいぶん汚れに気づくのが遅れやすいので、フードを外して内側まで洗えるものだと清潔を保ちやすくなります。狭い空間を好まない猫には、入り口が広めに取られたタイプが安心でしょう。

3. 上から入るタイプ|飛び散りといたずらを防ぐ

天面の穴から出入りする、深いバケツのような形です。壁が高いので砂が外へこぼれにくく、フタの上を歩くあいだに足裏へ付いた粒も落ちてくれます。

犬や小さな子どもが中をかき回しにくい点も、多頭飼いや子育て中の家庭にはうれしいところ。砂は粒に重さのある鉱物系だと、掻き上げられても内側へ落ちてくれます。ただし出入りに軽いジャンプが要るため、シニア期の猫や子猫には別の形をもう一台用意しておくと安心です。

4. システムトイレ|手入れの回数を減らせる二層式

上のすのこへ固まらないチップやペレットを入れ、下の引き出しにシートを敷いて使う二層式です。尿はすのこを通り抜けて下のシートが受け止めるため、毎回すくう作業が減り、においもこもりにくくなります。

シートは週に1回ほどの交換で足りる製品もあり、日中に家を空けがちな人と相性のいい形。そのかわり専用のチップとシートが要るので、本体の値段だけでなく使い続けたときの費用も見ておきましょう。

5. 低くて広いタイプ|高齢猫や大きめの猫に

入り口の段差が低く、内側がゆったり作られた形です。足腰が弱ってくるとふちの高い容器をまたぐのがつらくなり、手前で間に合わずに失敗してしまうこともあります。

段差が低ければ体への負担が軽くなりますし、中で向きを変えられる広さがあればはみ出しも減らせます。シニア期に入った猫や体重のある猫の、買い替え先として覚えておきたい一台。

猫砂の選び方

トイレの形が決まったら、いよいよ砂です。素材によって固まり方も重さも捨て方も変わるので、愛猫の好み、使うトイレ、片づけの手間という三つの角度から絞り込んでいきます。

素材固まり方重さ主な捨て方
鉱物系(ベントナイト)しっかり固まる重め燃えるゴミ
紙系固まる・崩れる両方ありとても軽い燃えるゴミ/流せる製品も
おから系固まるものが中心やや軽い燃えるゴミ/流せる製品も
木系(ペレット)崩れて下へ落ちる中くらい燃えるゴミ
シリカゲル系固まらず吸収する軽め燃えるゴミ
猫砂5素材の固まり方・重さ・主な捨て方

まずは愛猫の好みから決めよう

砂選びでいちばん効いてくるのは、愛猫がその踏み心地を気に入るかどうかです。猫には粒の大きさや感触の好みがあり、これまでと大きく違うものへ変えると、トイレそのものを避けてしまうことがあります。子猫のころに慣れた砂へ近いところから試すと、すんなり使ってくれるでしょう。

使うトイレに合う固まり方を選ぼう

オープン型やドーム型では、かたまりをすくって捨てられる鉱物系・紙系・おから系が扱いやすい素材です。いっぽう二層式のシステムトイレは尿を下へ通す設計なので、崩れる木系ペレットや吸収するシリカゲル系を合わせます。パッケージには対応するトイレが書かれているため、買う前にそこだけは目を通しておきましょう。

捨て方は自治体のルールから逆算しよう

使い終わった砂の出し方は、素材と住んでいる地域の分別で変わります。燃えるゴミへ出せる地域が多いものの区分が違うこともあるため、はじめての素材を買う前に自治体の案内を見ておくと安心です。

「トイレに流せる」と書かれた製品でも、集合住宅の配管や浄化槽では詰まりの原因になることがあります。流す前に、製品の表示とお住まいの排水設備を確かめてください。集合住宅では管理規約で禁じられていることもあります。確認が取れないうちは燃えるゴミへ回しておけば、毎日の片づけで悩まずにすみますよ。

砂を出したあとに残るトイレ本体そのものは、砂とは別の区分になります。本体・犬のケージ・ペットシーツの区分を6つの市町で比べた記事を用意しました。

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素材別の猫砂5選

ここからは素材ごとに5つの猫砂を見ていきます。いま使っているトイレと、愛猫の好みに近いところから試してみてください。

1. 鉱物系(ベントナイト)|しっかり固まる定番

粘土鉱物のベントナイトを原料にした、尿の当たった部分がかたまりになるタイプです。かたまりだけをすくえば日々の手入れが済むので、扱いの手軽さで選ぶならまず候補に入ります。

粒が細かく、砂を掻く感触を好む猫が多いのも選ばれてきた理由。重さがあるぶん買い置きの持ち運びは骨が折れますが、その重さがそのまま飛び散りにくさにもつながっています。

2. 紙系|軽くて後片づけまで楽

再生パルプなどから作られていて、袋を持ち上げた瞬間に軽さがはっきり分かります。トイレへ流せる製品もあるため、ゴミ出しの負担を減らしたい方に向く素材。

白い粒の製品が多く、尿の色の変化にも目が届きやすくなります。軽さの裏返しで掻かれると飛びやすいので、ふちの高い容器やドーム型と組み合わせると扱いやすいですよ。

3. おから系|植物性で流せる製品もある

大豆のおからを主な原料にした植物性の砂で、自然素材を使いたい家庭に選ばれています。固まるタイプが中心で流せる製品もあるため、片づけの流れは紙系に近い感覚になります。

原料由来のにおいが気になる場合もあるので、無香と香り付きから好みで選びましょう。食べ物由来の素材だけに猫が口へ入れてしまうこともあり、その点は後半のよくある質問でふれています。

4. 木系ペレット|システムトイレにも使える

木材を圧縮したペレット状の砂で、水分を吸うと崩れて粉になります。この崩れる性質がすのこと噛み合うため、二層式に対応した製品が用意されているわけです。

木の香りでにおいをやわらげるものもあり、素材そのもののにおいが穏やかなのも持ち味。粒が大きいので細かい砂に慣れた猫は感触の変化を嫌がることがあり、切り替えは日をかけて進めましょう。

5. シリカゲル系|交換の回数を減らしたい方に

乾燥剤にも使われるシリカゲルの粒で、尿を固めずに吸い込むタイプです。うんちだけ取り除いて使い、汚れてきたら全体を入れ替えるという、ほかの素材とは違う手順になります。

粒が大きめで飛びにくく、二層式と合わせれば入れ替えまでの間隔をのばせます。毎日すくう手間を減らしたい方に向く反面、減った分を継ぎ足していく使い方はしにくい素材。

砂を切り替えるときは少しずつ混ぜよう

新しい砂に変えたとたん、トイレを使わなくなることがあります。感触が急に変われば警戒もするので、切り替えは日数をかけて進めましょう。

猫砂を切り替えるときの進め方
  • いままでの砂へ新しい砂を少量ずつ混ぜ、一度に全部を入れ替えない
  • 数日から1週間ほどかけて、新しいほうの割合を増やしていく
  • 使わなくなったら元の配合まで戻し、混ぜる量を減らしてやり直す
  • 容器が2つ以上あるなら、片方だけ新しくして猫自身に選ばせる

元の砂へ戻しても外での排泄が続くときは、砂の好みではなく置き場所が合っていないこともあります。人の行き来が少なく物音の届きにくい場所へ移してみると、また使ってくれることがありますよ。

こんなときはすぐに動物病院へ

トイレに何度も行くのに尿が出ていないときは、すぐに動物病院へ連絡してください。とくにオス猫では、尿の通り道がふさがって命に関わることがあります。尿に赤みがある、排泄のときに鳴く、といった様子も同じです。砂を替えたあとに外で排泄するようになった場合も、好みではなく体調が理由のことがあります。

よくある質問

Q
トイレ本体と猫砂を同時に買い替えても大丈夫ですか?
A

どちらも猫にとっては大きな変化なので、時期をずらせるならずらしたほうが無難です。新しい本体を置くときは、まず使い慣れた砂をそのまま入れて様子を見て、問題なく使えたら砂を替えていくと、うまくいかなかったときの原因を切り分けられます。

システムトイレへの買い替えのように砂も同時に変わる場合は、これまでの一台を1〜2週間ほど残しておくと安心。猫がどちらを選ぶかを見ながら、新しいほうへ移していけます。

Q
猫が猫砂を口にしてしまいました。どうすればいいですか?
A

子猫は好奇心から砂をなめたり噛んだりすることがあります。ごく少量であっても、量や素材、そのあとの様子によっては心配な場面もあるため、たくさん食べたと思われるときや元気がないときは動物病院へ相談してください。

おから系のような植物性の素材でも、食べて平気と言い切れるものではありません。口へ入れるくせのある猫には、粒が大きくくわえにくいタイプへ替える方法もありますよ。

まとめ

この記事のポイント
  • 本体はオープン型・ドーム型・上から入る形・二層式・低くて広い形の5タイプ
  • 二層式には木系ペレットかシリカゲル系、それ以外の形には固まる砂を合わせる
  • 内寸は体長の1.5倍ほど、置く数は頭数に1個足すのが目安
  • 砂は鉱物・紙・おから・木・シリカゲルの5素材。分別は地域ごとに違う
  • 替えるときは何日かかけて混ぜ、使わなくなったら元の配合へ戻す

本体と砂は、どちらか片方だけ良いものを選んでもかみ合いません。形と素材の組み合わせから決めていけば、愛猫は落ち着いて用を足せますし、飼い主さんの毎日の掃除も軽くなるはずです。

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※猫の好みや体調には個体差があります。排泄の異常や誤食など体調に不安があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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