散歩の帰りに歩かなくなってしまう、電車で動物病院まで連れていきたい、シニアになって長い距離が歩けない。犬とのお出かけで出てくる困りごとは、どれも愛犬をどうやって運ぶかという一点につながっています。
運ぶ道具はスリング、キャリーバッグ、バギーの3つに分かれ、決め手になるのは愛犬の体重と、移動にかかる時間、そして電車やバスを使うかどうかです。そこでこの記事では、まず3つの違いを整理してから、スリング7点・キャリーバッグ5点・バギー10点の計22点を、体格と使う場面ごとに紹介します。
後半では体の測り方と、はじめて入る子への慣らし方もまとめました。1つで足りることもあれば、通院用と長距離用で使い分けたほうが楽な場合もあるので、まずは違いから見ていきましょう。
スリング・キャリーバッグ・バギーの違い|体格と移動時間で分かれる
3つとも愛犬を運ぶ道具ですが、体を支える面積と、重さの逃がし方がそれぞれ違います。下の表で、どれくらいの大きさの子を、どれくらいの移動に使えるのかを見比べてみてください。
| 運び方 | 向いている体格 | 向いている移動 | 得意な場面 |
|---|---|---|---|
| スリング | 小型犬 | 短い移動 | 散歩の途中・抱っこの延長 |
| キャリーバッグ | 小型犬〜中型犬 | 中くらいの移動 | 通院・トリミング・電車 |
| バギー | 小型犬〜大型犬・多頭 | 長い移動 | シニア犬・長い距離・夏の地面 |
いちばん大きな分かれ目は、犬の重さを誰が支えるかです。スリングとキャリーバッグは飼い主さんの肩や背中に重さがそのままかかるのに対して、バギーはタイヤが受け止めてくれるため、体重のある子でも長い時間そばに置いておけます。もうひとつの分かれ目が、体をどこまで覆えるか。布1枚で包むスリングは顔も足も出やすく、フタの閉まるキャリーバッグやバギーは中に収まりきるので、人混みや乗り物のなかで落ち着かせやすくなります。
行き先と愛犬の状態から、どれを使うか決めよう
3つの役割が見えたら、次は自分の予定に当てはめると候補がしぼれます。軸になるのは、移動にかかる時間、乗り物を使うかどうか、そして愛犬の年齢と足腰の状態の3つです。
散歩の途中や近所への移動ならスリングが身軽
歩き疲れた帰り道だけ抱っこしたい、近所の店に少し寄りたいといった短い移動なら、布1枚でたためるスリングがいちばん手軽です。抱かれているのに近い姿勢になるので、はじめての場所でも落ち着きやすくなります。ただし片方の肩で支える形が多く、底板のないタイプは犬も踏ん張れないため、長い時間の使用には向きません。
電車やバスに乗るならフタの閉まるキャリーバッグを
乗り物に乗せる予定があるなら、体がすっぽり収まってフタが閉まるものが基本になります。鉄道会社やバス会社は持ち込めるケースの大きさや重さ、フタが閉まるかどうかを定めていて、条件は会社ごとに違ううえ、顔や体が出る布のスリングは対象外としているところもあります。同じものが通院やトリミングの行き帰りにも使えるので、最初の1つとして選びやすい形です。
シニア犬や多頭、長い外出にはバギーが頼りになる
足腰が弱ってきた子や、長く歩くのが難しい子も、バギーがあれば外の空気を吸いに行けます。散歩の半分は歩いて残りは乗せるという使い方なら、無理をさせずに気分転換ができますね。夏のアスファルトは高温になって肉球のやけどが心配ですが、地面から離れた位置に乗せられるぶん、照り返しの影響も受けにくくなります。
迷ったら、いちばん長い移動に合わせておこう
使い分けを考えるほど予定が多くないなら、これから半年のうちでいちばん長い移動を思い浮かべ、それに耐えられるものを選んでおくと買い直しが減るはずです。近所の通院だけならキャリーバッグ1つで足りますし、電車での遠出が続いたりシニア期が近づいていたりするなら、先にバギーを検討する価値があります。スリングは軽くて場所を取らないので、ほかの道具をそろえたあとに買い足す順番でも困りません。
どの運び方でも共通する4つの見どころ
タイプが決まったら、次は製品ごとの違いを見ていきます。どれを買うときも確かめておきたいのは、サイズ、耐荷重、暑さ対策、そして安全のための仕組みの4つです。
サイズは中で向きを変えられる余裕を目安に
キャリーバッグやバギーは、愛犬が無理なく立って向きを変えられる大きさが目安になります。小さすぎると窮屈ですし、大きすぎても移動中に体が動いて安定しません。スリングの場合も体重ぴったりの製品ではなく、2kgほど余裕のあるものを選んでおくと、出し入れがしやすく姿勢もくずれにくくなりますよ。
耐荷重は愛犬の体重より余裕をもたせておこう
耐荷重は、その製品が支えられる重さの上限です。これを超えて使うとフレームやタイヤ、縫い目に負担がかかり、走行中の破損やぐらつきにつながるので、上限ぎりぎりの使い方は避けてください。多頭で乗せるなら合計の体重で考える必要がありますし、水筒やおむつを一緒に積むなら、その重さも足して計算しておくと安心です。
夏は通気性と保冷剤の入る場所を見ておく
気温の高い季節は、閉じたバッグやコットのなかが高温になりやすい点に注意が必要です。保冷剤を入れられるポケットや、面積の大きいメッシュ窓が付いていれば、熱がこもりにくくなります。移動中の熱中症対策は、別の記事にまとめました。

飛び出しと落下を防ぐ仕組みを確かめる
お出かけ中にいちばん怖いのが、身を乗り出しての飛び出しと、そこからの落下です。首輪やハーネスにつなげる飛び出し防止フックやリードが付いているか、入口を覆う巾着やファスナーがあるかを、買う前に見ておきましょう。ファスナーを閉めてからフックを掛ける、と手順を毎回そろえておけば、掛け忘れも起きにくくなります。
犬用スリングのおすすめ7選【タイプ別】
ここからは製品を順に見ていきましょう。まずはスリングから、通気性・支え方・デザインの違う7点を紹介します。お出かけの荷物をまとめるバッグは犬のお散歩バッグにまとめているので、あわせてどうぞ。
1. 中型犬まで使えるメッシュのフタ付きタイプ
生地全体がメッシュになっていて、体を密着させても熱がこもりにくいスリングです。また、入口には巾着式のフタが付くので、中の子が身を乗り出しにくく、人の多い場所でも使いやすくなっています。使わないときは小さくたためて軽いため、荷物に紛れさせて持ち歩けるのも助かるところ。素材はポリエステル100%のメッシュで、日本で作られています。
2. 防水生地で丸洗いできる薄手タイプ
NATUYAのこのスリングは防水生地でできていて、汚れたら洗濯機に入れられます。表側には接触冷感の生地が使われ、入口の巾着はメッシュなので、外から様子を見ながら歩けますよ。推奨体重は12ポンド(約5kg)までなので、チワワやトイプードルのような小さな子に向いた1枚といえます。
3. ストラップで体に合わせられるアウトドア向け
複数のストラップが付いていて、愛犬の体格と飼い主さんの体格の両方に合わせて締め具合を変えられます。ウエストのストラップを留めると重さが腰にも分かれるため、肩だけで支えるタイプより長く歩けるはずです。なお、Mが6kgまで、Lが5〜12kg、XLが8〜15kgと対応の幅が広く、たたんで入れられる袋も付いてきます。
4. 肩と腰の2点で支えて重さを分けるタイプ
KAINUのスリングは肩紐と腰ベルトの2点で体を支える構造で、片側の肩に重さが集まりません。肩紐は約55〜92cm、腰ベルトは約75〜113cmまで伸ばせるので、体格の違う家族で共有するときにも合わせやすいでしょう。ファスナーポケットとDカンが2か所あり、耐荷重は約10kgとなっています。
5. 名前を入れられるコットン生地のタイプ
飛び出し防止フックがはじめから付いた、綿生地のスリングです。追加の料金を払うと250種類のなかから名前とイラストをプリントでき、贈りものにも向きます。肩に当たる部分が幅広に作られているぶん食い込みにくく、輪の長さはMが114cm・Lが130cm・LLが146cm、深さはどれも36cmで、適応体重は全サイズ10kgまでです。
6. 天面にメッシュ窓が開く上品なデザイン
moncheriのスリングは天面のメッシュ窓を開け閉めできるので、暑い日は開けて風を通し、落ち着かないときは閉じて視界をさえぎれます。名入れの刺繍にも対応していて、正面のワイドポケットと側面のポケットに、おやつやマナー用品をまとめて入れられます。縦25cm・横37cm・マチ12.5cmで、耐荷重は5kgです。
7. 底板が入って姿勢が安定するタイプ
底に板が入っているため中で足を踏ん張れて、胴の長い犬種やシニア期の子でも姿勢がくずれにくくなります。飛び出し防止ストラップと、開け閉めできるメッシュネットの両方が付くので、安全のための備えも十分。幅広ベルトと肩パッドで重さが逃げる作りでありながら本体は500gと軽く、推奨体重は8kgまでとなっています。
犬用キャリーバッグのおすすめ5選【タイプ別】
続いてキャリーバッグです。背負う・提げる・転がすと持ち方の違う5点を集めました。骨組みのしっかりした箱型を探しているなら、犬用キャリーケースの記事のほうが候補がそろっています。
1. 保冷剤も入れられるリュックタイプ
背負って運べるリュック型で、保冷剤や小型の扇風機を入れられるポケットが付いています。前面が大きなメッシュ窓になっているため風が通り、歩きながら中の様子をのぞけますよ。底板は取り外せて、トイレシーツやタオルを留めるバンドも付くので、粗相があってもその場で替えられます。幅31×奥行20×高さ40cmで、重さは約1.3kgです。
2. キャスターでも運べる2WAYタイプ
持ち手を握って提げるだけでなく、キャスターを転がして移動できる形です。体重のある子や2頭を一緒に運ぶときは、押していけるぶん腕にかかる負担がぐっと減ります。また、天面と両サイドの窓が二重構造になっていて、外からの刺激を抑えられるのも乗り物のなかでは心強いところ。外側は撥水加工したポリエステルで、本体は3.2kgとなっています。
3. 小型犬向けのトートタイプ
肩に掛けても手で提げても使えるトート型で、ショルダーベルトは要らないときに外せます。両サイドのメッシュ小窓から顔を出せるため、抱っこに近い距離のまま歩けますよ。生地はウールとナイロン、アクリルの混紡で、名入れの刺繍にも対応しています。サイズは40×18×23cmと、小型犬向けの大きさです。
4. 車のシートに固定できる4WAYタイプ
キャリーとして持ち歩くほか、部屋では簡易ハウス、車ではカーシートとして使える4WAYの製品です。シートベルトを通して座席に固定でき、飛び出し防止のリードも付くため、ドライブ中も落ち着かせやすくなります。マグネット式を含むポケットが多く、お出かけの道具をまとめて持てるのも便利。横幅37×奥行23×高さ40cmで、重さは約2.0kgです。
5. 保冷剤を仕込めるクッションボード入り
サマンサタバサのデニム生地のキャリーで、底に敷くクッションボードへ保冷剤を差し込めます。雑誌「いぬのきもち」の読者の声と獣医師の提案をもとに作られた製品で、2WAYで持てるショルダーベルトも取り外せますよ。幅41cm・高さ29cm・マチ18cm、重さは1090gです。
犬用バギーのおすすめ10選【タイプ別】
最後はバギーです。小型犬向けの小ぶりなものから、耐荷重100kgの多頭向けまで、体格と収納のしやすさで10点を並べました。3輪と4輪の違いは犬用カートおすすめ5選でくわしく解説しています。
1. 小型犬向けの小回りが利く4輪タイプ
リッチェルのミニモは小型犬向けの小ぶりなカートで、4輪ながら小回りが利き、人の多い通路でも取り回せます。コットは外してキャリーやドライブケージに使え、フレームと分けたあともそれぞれ自立するため、玄関先に置いても倒れません。本体は44×70×95.5cmで、重さは5.1kgです。
2. スロープ付きで自分から乗り降りできる大型犬対応
後ろにスロープが付いていて、抱き上げなくても愛犬が自分の足で乗り降りできます。足腰に不安が出てきた子や、抱えるには重い大型犬でも、飼い主さんの腰を痛めずに乗せられるのが利点。耐荷重は約60kgと余裕があり、多頭でも使えます。座面は洗えてブレーキとストッパーも備わり、外寸は幅66×奥行122×高さ100cm、重さは約14kgです。
3. 耐荷重100kgで多頭でも乗せられるタイプ
ピッコロカーネのクレアは耐荷重が100kgあり、複数の子を同時に乗せても余裕があります。飛び出し防止のリードが6本も付くので、何頭乗せても1頭ずつつなげますね。目隠しのカバーを下ろせば外からの刺激を減らせますし、乗り込むためのスロープも備わっています。総重量は15.25kgです。
4. コットが180度開くエアタイヤモデル
エアバギーのドーム2は、コットの屋根が左右どちらからでもワンタッチで開き、上を大きく開放できます。空気の入った大きなタイヤが段差の衝撃を吸収するため、歩道の凹凸が中まで伝わりにくいのが持ち味。そのうえ、コットは外して両手のハンドルで持ち運べます。フレームとアダプターで8kg、コットが4.2kgで、耐荷重は20kgです。
5. ハンドルの角度を7段階で変えられる対面式
ピッコロカーネのタント3は、ハンドルの角度を7段階に調整できるので、身長の違う家族で押し分けるときにも合わせられます。日除けカバーにはUVカット加工がされていて、夏の日差しから中の子を守れますよ。コットとフレームを分けるとどちらも自立し、置き場所に困りません。本体は幅約60×奥行き約95×高さ約104cm、12.8kgです。
6. 手元のブレーキで坂道でも止めやすいモデル
同じくエアバギーのドーム3は、握ったまま操作できるブレーキがハンドルに付いていて、下り坂や急に止まりたい場面でも扱えます。タイヤは空気入りで路面の揺れを受け流すので、長い距離を押しても手が疲れにくい作り。カラーの種類が多く、部屋に置いたときの見た目から選びたい人にも向きます。重さは12kgです。
7. 3.9kgと軽く、階段でも持ち上げやすいタイプ
コムペットのミリミリライトαは本体が3.9kgしかなく、階段や段差の前で抱えて越えられます。全面の窓にカバーが付いているため、外の音や視線が気になる子は閉じて休ませられますよ。カバー類はすべて取り外して丸洗いできるので、抜け毛や泥が付いても元に戻せます。使用時はW515×D740×H997mm、折りたたむとW360×D260×H995mmです。
8. カート・キャリー・リュック・ドライブボックスの4WAY
1台で4通りに姿を変える製品で、押して歩くほかに、提げる・背負う・車に固定するという使い方ができます。駅までは押していき、階段では背負うというように、道中で持ち方を切り替えられるのが強みですね。飛び出し防止リードが2本あるので、2頭までなら一緒に乗せられます。使用時は約53×34×99cm、折りたたむと約41×19×61.5cmまで縮みます。
9. 1秒でたためる軽量モデル
FikaGOのこのモデルは、レバーを引くと1秒で自動的にたたまれるので、片手がふさがっていても閉じられますよ。重さは6.0kgと軽いクラスで、車のトランクへの積み下ろしも一人でこなせるはずです。耐荷重は20kg、色はヒュッゲベージュとグレー、ブルーノートの3色から選べます。
10. たたむと体積が86%減るコンパクトモデル
コムペットのワイワイコンパクトは、折りたたむと体積が86%も減るため、玄関のすきまや車の足元にも収まります。前面の窓が大きく開くので、乗せるときも下ろすときも持ち上げる距離が短くて済みますよ。前面と天面の窓はどちらもメッシュで、中に熱がこもりません。使用時はW438×D762×H1018mm、重さは5.6kgです。
人気ランキングから探すなら
候補がしぼりきれないときは、売れ筋から見ていくのも手です。運び方ごとに、各ショップのランキングページをまとめました。
スリングのランキング
布1枚のシンプルなものから底板付きまで、スリングの売れ筋は楽天でまとめて見られますよ。
キャリーバッグのランキング
キャリーバッグは製品数が多いので、3つのショップを見比べると価格帯の幅がつかめます。
楽天は扱う店が多いため、色やサイズの選択肢を広げたいときに向きます。
なお、Yahoo!ショッピングはポイントをためている人が見ておきたいところ。
バギー・カートのランキング
バギーはペットカートという名前で並ぶことが多いため、その名称のランキングをまとめています。
一方、楽天のランキングには大型犬向けの大きなモデルまで並びます。
そのほか、Yahoo!ショッピングでもカテゴリー別の順位を確かめられますよ。
ランキングは週ごとに入れ替わるので、買う時期が近づいたら見直すと確実です。
バギーはレンタルと中古でも手に入る
バギーは価格の幅が大きく、いきなり買うのをためらう道具でもあります。レンティオではペットカートを月額で借りられますが、商品ごとに最低レンタル期間が決められていて、それより早く返すと解約料がかかります。旅行の数日だけという借り方には向かないので、シニア期の付き添いのように長く使う見通しがあるときの選択肢と考えてください。
中古なら、メルカリやジモティーのような個人間の取引で探せます。人気メーカーのものも出てくるので、新品では手が届かないモデルを候補に入れられるのが利点です。ただしタイヤの空気漏れやブレーキの効き、対応する体重は写真だけでは分からないので、使用年数と不具合の有無を出品者にたずねてから決めましょう。
実物を押して決めたい場合は、直営店で試乗もできます。AIRBUGGY PET & LIFE 渋谷本店はペットカートの専門店で、購入前の試乗やカスタマイズ、メンテナンスに応じています。同じPET & LIFEの大阪店と、名古屋店・福岡店を合わせた4店がペット向けの直営店です。ただしエアバギーにはベビー専門の直営店も別にあり、地名が似ていても別の店舗なので、出かける前にペット向けの店舗ページで住所を確かめてください。
中古を探すのにメルカリを使う場合、まだ登録していなければ、会員登録の画面で招待コードを入れると500円分のポイントがもらえます。下のコードは当編集部のもので、入力していただくと、編集部にも同額のポイントが入る仕組みです。
▼招待コード
RAYYFH
▼もらえるポイント
- 招待した人と招待された人に、それぞれ500円分のポイント
- 付与は登録完了から14日後までで、その前に本人確認を求められることがあります
- ポイントの有効期限は、獲得した日を含めて30日間です
時期によっては、この金額が増えるキャンペーンが行われることもあります。登録する前にメルカリ側の案内で確かめてみてください。
▼招待コードの入力方法
- メルカリアプリをダウンロードして起動する
- 登録方法を選ぶ
- 会員登録画面の「招待コード」欄に「RAYYFH」を入力して登録する
招待コードを入力できるのは、会員登録の画面だけです。登録を終えたあとから入力することはできないので、先にコードを用意してから登録に進んでください。
電車・バス・飛行機のルールは、利用する会社の案内で確かめよう
乗り物に乗せられるかどうかは、鉄道会社や航空会社ごとに条件が決まっています。たとえばJR東日本では、動物専用のケースでタテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内、ケースと合わせて10kg以内という制限があり、乗車前に290円の手回り品きっぷを買います。条件は会社によって違ううえ見直されることもあるので、日程が決まった時点で、利用する会社の案内に目を通しておくと当日あわてません。
どれも共通しているのは、犬が中にすっぽり入った状態で運ぶという考え方です。顔や手足が出たままの布のスリングを対象外としている会社もあるため、電車やバスに乗る日はフタの閉まるキャリーバッグに切り替えるのが確実です。バギーはコットとフレームを分けて、コットだけが規定のサイズに収まる形なら持ち込める会社があります。分けられないタイプは乗せられないので、駅へ向かう前に利用する会社の案内を見ておいてください。電車に乗せるときの持ち方やマナーは、こちらの記事にまとめました。

車で出かける日にそろえておきたい装備は、犬のドライブグッズで紹介しています。
体の測り方と、はじめての子への慣らし方
買う前に愛犬の体を3か所だけ測っておくと、製品の表示と見比べられます。メジャーがなければ、ひもを当ててから定規で長さを読んでも構いません。
| 測る場所 | 測り方 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 体重 | 抱いて体重計に乗り自分の分を引く | 耐荷重に余裕がある製品 |
| 体長 | 首の付け根からしっぽの付け根まで | 中で体を伸ばせる長さ |
| 体高 | 床から肩の高さまで | 立って向きを変えられる高さ |
数字がそろったら、製品の適応体重や内寸と照らし合わせます。表示が体重だけの製品も多いので、その場合は対応する犬種の例が書かれていないかを見てみてください。
まずは家のなかに置いて、自分から入るのを待とう
買ってすぐ外へ持ち出すと、揺れと知らない景色が一度に来て、苦手な記憶として残ってしまいます。まずは部屋の隅に置き、なかにおやつやおもちゃを入れて、自分から入ってくるのを待ちましょう。スリングなら、床に広げたうえに座らせるところから始めると入りやすくなりますよ。
入れたまま家のなかを歩いてみる
中で落ち着けるようになったら、抱えたまま部屋を1周する、玄関まで出てみるというように、動く時間を少しずつ延ばします。スリングは入れ方にこつがあるので、動画で手順を見ておくと最初からきれいに収まりますよ。
この動画は人気ブランドのエルバの製品を使っていますが、形はよくあるスリングと同じなので、他社の製品でも手順を真似られます。
短い外出から始めて、少しずつ時間を延ばす
家のなかで嫌がらなくなったら、5分ほどの外出から試します。落ち着きのない時期は特に、長く1回よりも短い時間を何度か繰り返すほうが早く慣れてくれます。子犬のうちは体が小さくて中で不安定になりやすいので、底板付きや飛び出し防止ストラップ付きを選び、様子を見ながら進めてあげてください。
よくある質問
- Q犬用バギーと犬用カートは何が違いますか?
- A
2つの言葉に決まった定義の違いはなく、メーカーによって呼び分けられているのが実際のところです。この記事ではコットを外せるタイプや折りたためるタイプを中心にバギーとして扱いました。3輪と4輪の差や、大型犬向けの安定したタイプを探しているなら、犬用カートおすすめ5選もあわせてご覧くださいね。
- Q災害のときの避難にも使えますか?
- A
小型犬を連れて避難するときはキャリーに入れて運ぶことになるため、ふだんから慣らしてある道具がそのまま備えになります。囲いと飛び出し防止リードのあるバギーも、荷物と一緒に運べる移動手段として役立ちます。日ごろから部屋に置いてハウス代わりに使っておくと、いざというときも自分から入ってくれますよ。
- Qスリングに入れて自転車に乗ってもいいですか?
- A
自転車に犬を乗せるときの決まりは都道府県の交通規則で定められていて、扱いは地域によって違います。住んでいる地域の警察が出している案内で、乗せ方や積み方の条件を確かめてから使ってください。転倒したときは犬も投げ出されるので、迷ったら押して歩くか、バギーに切り替えるほうが安全です。
まとめ
- スリングは小型犬の短い移動、キャリーバッグは通院と乗り物、バギーはシニア犬と長い外出が得意
- 乗り物に乗せる日は、体がすっぽり入ってフタの閉まるものに切り替える
- サイズは中で向きを変えられる余裕、耐荷重は愛犬の体重に上乗せして考える
- 夏は保冷剤の入る場所とメッシュ窓、通年で飛び出し防止のフックやリードを確かめる
- 買う前に体重・体長・体高を測り、家のなかで慣らしてから短い外出に進む
3つとも愛犬を運ぶ道具でありながら、肩で支えるか、タイヤに任せるかで役割ははっきり分かれます。いちばん長い移動を思い浮かべて選んでおけば、通院にも遠出にも同じ道具で足りるはずです。愛犬が自分から入りたくなるよう、買ったあとの慣らし方まで含めて考えてみてくださいね。
※愛犬の様子や体調に気になる変化があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。
