猫は段ボール箱や紙袋を見つけると、すすんでもぐりこんで丸くなります。せっかくなら専用の居場所を用意してあげたいと思ったとき、最初に迷うのが素材ではないでしょうか。段ボール、布、テント、木やプラスチックと、同じ隠れ家でも暖かさや洗いやすさ、値段の幅がまるで違います。
そこでこの記事では、猫用ハウス24点を段ボール製・布製・テント型・木とプラスチック製の4つに分けて紹介します。素材ごとの違いを表で見比べたうえで、体に合う内寸の考え方、夏と冬での使い分け、洗えるかどうかの手入れまで順にたどるので、読み終わるころには、うちの子に向いた一台をしぼり込めるはずです。
まずは、猫がなぜ狭くて囲われた場所を選ぶのかと、ハウスをどこに置くかから見ていきましょう。
猫が狭い場所を好む理由と、ハウスの置き場所
猫がキャリーや空き箱に入りたがるのは、体の側面と背中が何かに触れている状態が落ち着くからです。四方と天井が囲われていれば、背後を気にせず眠れますし、外の物音や視線もさえぎられます。市販の猫ハウスが軒並み薄暗くて狭いつくりになっているのは、この習性に合わせているためです。
人の動線から外した静かな場所に置こう
置き場所は、人の出入りが少なく静かな一角が向いています。エアコンの風が直接あたるところや、直射日光が長く差し込む窓ぎわは避けたほうが快適に過ごしてもらえるでしょう。とはいえ完全に隔離された部屋より、家族の気配がほどよく届くリビングの隅のほうが安心する猫は多く、廊下やドアの前など人が行き来する線上だけ外しておけば足ります。
多頭飼いなら頭数分の隠れ家をそろえておこう
2匹以上と暮らしているなら、ハウスは頭数分あると場所の取り合いが起きません。相性のよい猫どうしなら1台に並んで入ることもありますが、体を寄せたくないときに逃げ込める先がないと、片方が落ち着けないままになります。そこで、1台を大きくするより小さめを離れた場所に複数置くほうが、それぞれの居場所として働きやすいはずです。
素材別の違い|段ボール・布・テント・木とプラスチック
猫ハウスの素材は大きく4つに分かれ、それぞれ得意な場面が違います。下の表で、手ざわりと手入れのしやすさ、向いている使い方を見比べてみてください。
| 素材 | 特徴 | 手入れ | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 段ボール製 | 軽くて安く、爪とぎを兼ねたものが多い | 丸洗い不可・汚れたら交換 | 初めての一台 |
| 布・フェルト製 | 全身が包まれる感触・冬向きのボア入りも | カバーや本体を洗える製品が多い | 寝床としてじっくり使う |
| テント型 | 骨組みに布を張った屋根付きの形 | 布を外して洗える・たためる | 季節や部屋に合わせて動かす |
| 木・プラスチック製 | 丈夫で形が崩れにくく引っかきに強い | 拭き掃除や水洗いで足りる | 長く使う・多頭飼い |
いちばん大きな分かれ目は、洗えるかどうかです。布とテント型はカバーを外して洗える製品が多く、木やプラスチックは水拭きで足りるのに対して、段ボールだけは丸洗いができません。そのかわり値段が手ごろで処分もしやすいため、汚れたら取り替える前提の消耗品と考えると相性がよく、爪とぎを兼ねた製品が多いのも紙ならではの強みといえます。
段ボール製の猫ハウス10選【爪とぎ兼用からこたつ型まで】
ここからは商品を見ていきます。まずは段ボール製から。爪とぎを兼ねたものや猫用のこたつ台まで、紙とは思えないほど形に幅があります。紙はにおいを吸うので、使ううちに自分の場所として気に入ってくれることもあります。
1. 積み重ねてキャットステップにできる強化段ボールハウス
内寸は幅325×奥行270×高さ325mmで、猫が体をすっぽり収めて丸くなれる広さです。棚や収納にも使われる厚さ15mmの強化段ボールを日本の自社工場で成形しているため、置いたまま長く使っても形が崩れにくくなっています。しかも穴の向きを変えて並べたり、3個積み上げてキャットステップのように使ったりもでき、そのときの最上部天板の耐久は25kg(メーカー表記)。
2. 奥行45cmのロングサイズで爪もとげるハウス
縦42×横52.5cmに対して奥行が約45cmと長めにとられていて、大きめの体格の猫でも中で伸びをしやすい形です。中でくつろぐだけでなく内側の壁でも天面でも爪をとげるため、爪とぎ器を別に置く場所がない部屋でも1台で足ります。国産の段ボールを使っていて上に乗っても大丈夫(メーカー表記)なので、天面をお気に入りの見張り台にする子もいるでしょう。
3. 組み立て不要で届いたその日から使えるハウス
開封してそのまま床に置けるので、組み立てが苦手でも迷いません。入口には青とベージュの暖簾カーテンが下がっていて、外からの視線をさえぎって猫好みの薄暗さをつくります。カーテンは取り外しもできますし、約30×30×40cmという寸法は、体重5.5kgのメインクーンが中で丸くなれる大きさ(メーカー表記)とされています。
4. 鳥居をかたどった神殿デザインのハウス
4つのパーツを組み合わせる幅広タイプで、外寸は縦73×横70×奥行約30cmと堂々とした大きさです。上から、横から、中から、さらにひっくり返してからでも爪がとげる(メーカー表記)ため、くぐって遊ぶ場所と爪とぎ場を兼ねられます。柄は大理石調のプリントなので、和のモチーフでも部屋の中で浮きにくいところが利点。
5. 湯たんぽも置ける猫用こたつ台
二層の強化段ボールでつくられた、こたつの台にあたる部分です。天板にブランケットをかければ中が暖まり、湯たんぽを載せればさらに暖かく使えます(メーカー表記)。こたつ布団は付属しないので、手持ちの毛布やひざかけを用意しておきましょう。
6. 爪とぎ部分を交換できるおしゃれなハウス
横幅43×高さ56.5×奥行30cmの縦長で、ホワイトパネルとバイウォールを合わせた白い外観が段ボールらしさを抑えています。中を通り抜けたり天面に登ったりと遊び方に幅があり、女性ひとりでも組み立てられる手軽さ。傷んでくる爪とぎ部分だけを取り替えられるので、本体は残したまま長く使えます。
7. 奥行14.5cmで置き場所を選ばない三角屋根タイプ
横54×高さ46.5cmに対して奥行が14.5cmしかなく、壁ぎわに寄せれば通り道をふさぎません。幅15.3×高さ17.4cmの入口をくぐると三角の空間に体が収まり、屋根に登って見晴らしを楽しむこともできます。屋根と側面と床の3か所が爪とぎになっていて、床は切り取り線からめくって使う仕組み。重さは約1.6kgと軽く、接着にノリを使わない国産段ボールでつくられています。
8. 入口が広い国産強化段ボールのボックス型
縦30×横44×奥行32.5cmの横長で、入口が縦12.5×横35cmと広くとられているため、体をかがめずに出入りできます。強化段ボールなので軽いのに壊れにくく、模様替えのときも片手で持ち上げられるでしょう。内側は猫が好む薄暗さと狭さになっていて、来客のときに隠れる場所としても働きます。
9. ベッドへの昇り降りも助けるステップ型
1段目が250mm、2段目が440mmの高さで段になっていて、長さは約510mm。ソファやベッドに跳び乗るのがおっくうになってきた猫が、途中に足をかけて昇り降りできます。爪とぎが付属しているうえ、使い終われば紙として処分できるため、置き場所を試しながら気軽に入れ替えられる一台です。
10. すべり止め付きでずれにくい低価格タイプ
幅41×奥行43×高さ36cmの箱型で、底面に天然ゴムのすべり止めが付いています。猫が勢いよく飛び込んでも本体が動きにくいため、フローリングに直接置いても使いやすいはず。爪とぎも付属していて、費用を抑えながら隠れ家と爪とぎを一度にそろえたいときの候補になります。
布・フェルト製の猫ハウス6選【包まれる感触と洗いやすさ】
続いては布製です。全身が生地に触れる感触を好む猫は多く、カバーやクッションを外して洗えるものが中心になります。
1. 綿100%で熱を逃がしにくいドーム
36×36×36cmの立方体に近い形で、外側にポリプロピレン、内側の生地に綿100%を使っています。綿は熱を抱えこむため、中に入っていると自分の体温でじんわり暖まるつくりです。縫い目が細かくて破れにくいうえ丸洗いにも対応しているので、抜け毛がたまっても洗って戻せます。
2. 人が座れるスツールを兼ねたハウス
約38×38×38cmの立方体で、天面がスツールになるため人も腰かけられます。表地は抜け毛が刺さりにくい素材で、中のボアクッションは手洗いでき、寒い時期は保温性のある面を上にして使えるのが便利なところ。ポリエステルとコットンの生地にMDFとウレタンを組み合わせているので、家具として置いてもペット用品に見えにくい形です。
3. 持ち手付きで移動させやすいドーム型
外寸が約幅38×奥行38×高さ36cm、座面は約35cm角のドームで、上部の持ち手をつかめば中に猫を入れたまま部屋を移せます。中敷きクッションはリバーシブルなので、季節に応じて面を裏返せば一年を通して使えるでしょう。本体もクッションも手洗いに対応していて、粗相があってもまるごと洗い直せます。
4. 電気カーペットのコードを通せる屋根付きハウス
幅約72×奥行約51×高さ約45cmと大きめで、グラスファイバーの支柱で屋根を張るつくりです。側面にコードを通す穴が開いているため、中にペット用の電気カーペットを敷いても配線が挟まりません。クッションはリバーシブルで手洗いもでき、寒い季節だけ暖かい面を上にする使い分けもしやすいはず。
5. たたんで収納できるキューブ型
約幅37.5×奥行37.5×高さ74cmと縦に長く、上下2つをつなげた形が小さなキャットタワーのように遊び場になります。組み立ても解体も簡単なので、来客のときだけ出す、暑い時期はしまっておくといった出し入れもしやすいでしょう。使わない期間はぺたんとたためるため、収納の場所をとりません。
6. 内部を仕切って2部屋にできるワイドスツール
約幅76×奥行38×高さ38cmと横に長く、中を仕切ると部屋が2つできるので、2匹がそれぞれ入っても間合いを保てます。耐荷重は約80kgで、天面に人が腰かける使い方も想定されています。落ち着いた色みのコーデュロイ生地なので、リビングに置いても浮きにくいのが取り入れやすい理由です。
テント型の猫ハウス6選【季節と置き場所で選ぶ】
テント型は骨組みに布を張った形で、布を外して洗えるものや、たたんで持ち運べるものがそろいます。なお、吊り下げるハンモック型を選ぶときは、耐荷重と設置場所の安定性を先に確かめておきましょう。
1. 吊り下げて使う麻素材のハンモックテント
本体65cm、クッション40cm、紐100cmで、ケージの天井や柱に吊るすだけで設置が終わります。天然の麻を編んだ素材で耐荷重は約20kgあるため、体重のある猫が飛び乗っても揺れながら受け止めてくれるでしょう。クッションは取り外して手洗いできますし、吊るす高さを変えれば同じ場所でも居心地が変わります。取り付けたあとは手で体重をかけて、紐と金具のかかり具合を確かめておくと安心。
2. 通気性がよく夏に向く軽量テント
幅約48×奥行約50×高さ約60cmで、重さは約0.66kgしかありません。風が通る生地なので熱がこもりにくく、においも抜けやすいため、暑い時期にリビングへ出しておくのに向いた1台。布はポールから外して洗えますし、使わない季節はコンパクトにたためます。
3. ティピー型のおしゃれなキャンバステント
ネイティブアメリカンの住居をかたどった三角の形で、高さは約60cm、一辺の幅は約50cmです。全幅72cmのクッションは厚みが最大9cmあり、体が沈みこむ寝心地になっています。キャンバス地で5色から選べるため、家具の色に合わせて置ける点も選びやすい理由でしょう。
4. 起毛素材で冬に向く3サイズ展開のテント
S・M・Lの3サイズがあり、Sは縦32×横38×奥行38cm、Lは縦50×横58×奥行58cmと、子猫から大柄な猫まで合わせられます。内側はふわもこの起毛で、なめらかな肌ざわりが寒い季節の寝床に向いた素材。重さもSで280g、Lで530gと軽いため、暖かい部屋へ移すのも手間になりません。
5. ワンタッチで開くメッシュのアウトドアテント
180×160×91cmと広く、猫が中を歩き回れるほどの空間ができます。全面がメッシュなので、庭やベランダに置けば風と日ざしを感じながら外の景色を眺められるでしょう。ナイロン製で850gと軽く、ワンタッチで開いてすぐたためるため、持ち出しにも向いています。屋外で使うあいだは目を離さず、日ざしが強い時間帯は日かげへ移してください。
6. 防水構造で屋外にも置ける半密閉型テント
SからLまで3サイズあり、Mは約40×38×35cmで体重4kg未満の猫が目安になっています。マットまで含めて防水なので、ガレージやベランダのように雨がかかる場所にも置けるのが強みです。入口以外が閉じた半密閉型で、内側のマットは外して掃除できます。重さはSで約480g、Lで約780gと持ち運びやすい範囲。
木製・プラスチック製の猫ハウス2選【長く使える丈夫さ】
最後は、形が崩れにくい木製とプラスチック製です。買い替えの間隔が長くなるぶん、置き場所を決めてじっくり使いたいときに向きます。
1. 天面でも休める天然木のワイドハウス
幅73×奥行35×高さ47cmの長方形で、2匹が並んで入れる横幅があります。ラバーウッドの集成材にラッカー塗装が施されているため引っかきに強く、抜け毛も払い落としやすいところが日々の手入れで効いてくるはず。天面にはマットが敷かれていて、中に入りたくない気分のときは上で丸くなれるつくり。
2. 網目から風が抜ける丸洗いできるプラスチック製
横48.5×高さ40cmで、全体が網目状に成形されたポリプロピレン製です。編み目から風が抜けるので中に熱がこもりにくく、暑い時期の昼寝場所として置きやすい形。丸ごと水洗いできるうえ軽いため、ベランダで洗って乾かし、そのまま部屋に戻せます。
サイズと季節の合わせ方
素材の見当がついたら、次は大きさと季節を合わせます。ここを外すと、気に入って入ってくれるまでに時間がかかりがちです。
体がすっぽり収まる狭さを目安にしよう
ハウスは広ければよいというものではなく、猫が中で向きを変えて丸くなれる程度の狭さがちょうどよい寸法です。外寸ではなく内寸で見て、体長に対して少しだけ余裕がある大きさを選ぶと、体温が逃げにくく落ち着きやすくなります。大柄な猫や2匹で入る前提なら、内寸が大きめで入口も広いものを選んでおきましょう。入口が狭すぎると、出入りのたびに体をこすることになって使わなくなります。
夏と冬で素材を入れ替える
暑い時期は網目やメッシュ、麻のように風が通る素材だと熱がこもりません。反対に寒い時期は、裏起毛やボアのクッションが入ったものや、こたつ型のように暖かさを抱えこむタイプが向いています。1年を通して1台で済ませたいなら、クッションがリバーシブルで面を裏返せる製品を選ぶと、季節ごとに買い足さずに済むでしょう。
手入れと買い替えの目安
素材によって、洗って使い続けるものと、汚れたら取り替えるものに分かれます。どちらも清潔さを保てるかどうかが分かれ目になるので、買う前に手入れの手順まで思い浮かべておくと失敗しにくいはず。
洗えるものは洗い、洗えないものは早めに取り替えよう
布製とテント型はカバーやクッションを外せる製品が多いので、抜け毛や皮脂が気になってきたタイミングで洗濯すると清潔さを保てます。一方で段ボール製は水にぬらせないため、粗相や飲みこぼしで濡れた部分は、そのパーツか本体ごと取り替えるのが早道です。床に直接置かず下にマットや板を1枚はさんでおくと、湿気を吸って底がふやけるのを遅らせられますよ。
かじる子には紙以外の素材も試そう
段ボールや紙のハウスは、爪をとぐついでにかじってしまう猫もいます。ちぎれた紙片が周りに散らばっていたら片づけ、口に入れる様子が続くようなら、木やプラスチックのように歯が立ちにくい素材へ替えるのもひとつの方法です。飲みこんでいるように見えるときや、食欲や便の様子にふだんと違うところがあるときは、自己判断で様子を見ずに、かかりつけの獣医師へ相談してください。
買い替えどきは、へこみとにおいで見分ける
段ボール製は、天面が波打ってきたり入口の角がつぶれてきたりしたら替えどきです。布製は洗ってもにおいが残るようになったら、生地の奥まで皮脂が入りこんでいるサインなので、カバーだけでも新しくすると気持ちよく使ってもらえます。木製やプラスチック製は年単位で使えるものの、塗装がはがれたりひびが入ったりした部分は、猫が口にする前に補修するか処分しましょう。
使ってくれないときに見直すこと
買ったその日から入る猫もいれば、何日たっても近づかない猫もいて、使い始めまでの時間には個体差があります。用意したハウスを必ず気に入るとはかぎらないので、入らないからといって失敗と決めつけず、条件を順に変えてみてください。
まず置き場所を変えてみよう
いちばん効きやすいのは、ふだん昼寝している場所のすぐ隣に移すことです。人が行き来する動線の上や、洗濯機のように急に音が出る家電のそばだと猫は寄りつきません。窓の外が見える高さに台を置いて、その上に載せたとたん使いはじめることもあります。
においとおやつで誘ってみよう
猫は自分のにおいがついたものに安心するので、ふだん使っているタオルや毛布を中に敷いてみてください。入口の近くにおやつを置き、自分から入ったときだけ声をかけてあげると、その場所といいことが結びつきます。抱えて押しこむとかえって警戒するため、猫のペースに任せて待つほうが近道です。
それでも使わないなら形を変える
数週間ようすを見ても入らないなら、形そのものが好みに合っていないのかもしれません。天井があると落ち着かない猫には、屋根のないベッド型や、床より少し高い台の上のほうが向いていることもあります。今あるハウスも季節を変えて出し直すと使いはじめる場合があるので、しまっておいて秋や冬にもう一度置いてみましょう。
ホームセンターやプチプラショップで買えるもの
実物を見てから決めたい人のために、身近な店の取り扱いもまとめておきます。なお、ここで挙げるのは2026年8月時点の公式通販の品ぞろえで、時期と店舗で入れ替わるため、狙っている型があるなら在庫を先に見ておくと確実です。
カインズ
カインズにはオリジナルのペット用テント ティピーがあり、幅55×奥行55×高さ66cmで、底面の滑り止めによってズレにくくなっています。中のクッションはボア面と麻風の面のリバーシブルなので、季節に合わせて裏返せます。工具を使わずに組み立てられる一方、店舗限定の扱いなので、置いている店と受け取り方法を先に確かめてから向かうと空振りしません。ほかにも段ボール製の爪とぎ兼用やフェルトのベッド型、キャットタワーと一体になったものがそろい、ベッド型が2,980円、ティピーが3,980円、爪とぎを兼ねたハウスが4,780円と、形によって値段が変わります。
3コインズとダイソー
3コインズのペット売り場は、おもちゃやウェア、トイレまわりの小物が中心で、公式通販に猫用テントは並んでいません。とはいえスリッパの形をしたベッドや、砂の飛び散りを受け止めるマットなど、居場所づくりに使える小物はそろいます。ダイソーのネットストアにもテントと呼べる形はないものの、ドーム型の布製ハウスや麻風の生地のもの、ベッドとしても使える2WAYタイプがあるため、屋根のある居場所という意味では近い使い方ができます。どちらも過去には猫用テントを扱っていて、3コインズのペット用ティピーテントや、ダイソーの税込550円のペット用テントが並んだ時期もありました。店頭の品ぞろえは店舗ごとに違ううえ、こうした型が戻ってくることもあるので、近くに大型店があればのぞいてみてください。
段ボールや布で手作りする
市販品を試す前に、家にあるもので形を確かめてみたい人向けに、作り方が分かる動画も集めました。入口の高さや奥行きを自分で決められるので、好みをつかむ手がかりにもなります。
犬用に段ボールで寝床を作る場合は、必要な広さも替えどきの考え方も変わります。犬の作り方は別の記事にまとめました。

段ボールでつくる二階建てハウス
古民家風の二階建てを段ボールから組み上げていく動画です。100円ショップの材料で外側を貼り替えると紙の質感が消えるため、リビングに置いても浮きにくい仕上がりになります。
10分で組める段ボールとTシャツのハウス
用意するのは段ボールと着なくなったTシャツだけで、10分ほどあれば形になります。かぶせる服を替えるだけで見た目が変わるので、汚れたら洗い替えを用意しておく使い方もできるでしょう。
布で縫うティピーテント
プチプラショップのペット用テントに似た形を、生地から手作りしている動画です。必要な布の寸法が紙で示されているため、そのまま写して裁断できます。支柱は電動工具で切っていますが、細い木材なのでのこぎりでも切断できますよ。
Tシャツと針金ハンガーでつくるテント
段ボールと針金ハンガー、着古したTシャツを組み合わせたテントの作り方です。実際に猫が入っている場面が映るので、できあがりの大きさをつかみやすいはず。骨組みに針金を使うときは、切り口が布から飛び出していないか手でなぞって確かめてから、猫に渡すようにしてください。
わら製の昔ながらの形やベッド型も候補に入れたい方は、猫ちぐらと猫の寝床25点もあわせてご覧くださいね。
寝床だけでなく上下運動もさせたいなら、段ボール製のキャットタワーという選び方もあります。

くぐって遊べるトンネル型は、こちらでまとめています。

猫ハウスのよくある質問
最後に、置いたあとに残りやすい疑問を2つ取り上げておきます。
- Q爪とぎ付きの段ボールハウスは研ぎカスが散らかりませんか?
- A
研ぎカスが飛び散りにくい構造にしてある製品や、爪とぎ部分だけを取り替えられる製品を選ぶと、掃除の手間が減ります。本体の下に薄いトレーやマットを敷いておけば、落ちた紙くずがその上にたまるので、はみ出したぶんだけ拾えば片づくでしょう。
- Qハウスに入ったまま出てこないのですが、大丈夫でしょうか?
- A
気に入った隠れ家で一日の大半を眠って過ごすのは、猫にとって自然な姿です。ただし、ごはんやトイレにも出てこない、呼んでも反応が鈍い、出てきたときの歩き方がいつもと違うといった変化が重なるときは、体調の変化が隠れていることもあります。ようすを見て判断せず、かかりつけの獣医師に相談してみてください。
楽天・Amazon・ヤフーショッピングで見る猫用ハウスの人気ランキング
猫用ハウスの人気ランキングを楽天・Amazon・ヤフーショッピングで確認するなら、下記のボタンからチェックできますよ。
まとめ
ここまでの内容を、選ぶときに立ち返れるよう5点にまとめました。
素材が違っても、猫にとってのハウスは体をあずけて眠るための隠れ家です。どこに置くか、どのくらいの狭さにするか、汚れたときにどう手入れするかを先に決めてしまえば、24点のなかから残る候補は自然としぼられていきます。うちの子がいまどこで寝ているかを思い浮かべながら、その隣に置ける一台を選んでみてくださいね。
※愛猫の様子や体調に気になる変化があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。
