本記事では、猫がなかなか痩せない場合にもおすすめなダイエットに関する情報をまとめています。運動や運動をしないで餌の量を変える猫のダイエット方法や、ダイエット向きのおやつ、カロリー計算の方法など、猫のダイエット情報を幅広くまとめていますので、愛猫のダイエットを始めたい方からダイエット中の方にもおすすめな内容です。
猫のダイエット方法

愛猫をダイエットさせたくても、なかなか痩せない場合もあるでしょう。猫のダイエットを成功させるためにも、さまざまなダイエット方法を試してみるのがおすすめです。運動をしないでダイエットする方法もありますよ。
ダイエットフードを使用する
猫のダイエットフードは、動物性タンパク質が多く、穀物類が少なめで、カロリーが少なめのものがオススメです。減量用や避妊去勢用とされている場合が多いです。カロリーが控えめでおいしく満腹感を得やすく設計されており、ストレスなくダイエットができます。
ダイエットフードの選び方や、シニア向き・比較的安いタイプなどは下記の記事でくわしくまとめています。あわせて参考にしてくださいね。

運動をさせる場合
運動はさせようと思ってできるものではないので、普段から運動できる環境にしておくことが大切です。特に猫は上下運動が得意なため、キャットタワーや壁用ステップなどを設置してあげることをおすすめします。留守番中やかまってあげられない時でもストレスなく運動できるようになりますよ。
あまり自分から動こうとしない猫ちゃんには、上下運動できる環境づくりがとくにおすすめです。キャットタワーや壁付けのステップを高低差をつけて配置すると、部屋を移動するだけで自然とジャンプや上り下りができ、運動量を確保しやすくなります。窓際にくつろげる場所をつくって外の景色を眺められるようにしたり、フードを少しずつ隠して探させる「フードパズル(知育トイ)」を取り入れたりするのも、狩りの本能を刺激してよい運動になりますよ。1回の遊びは数分でも、1日に何度か回数を分けてあげると続けやすいでしょう。
おもちゃで遊ばせる
おもちゃでダイエットさせるには、自動で動く猫じゃらしや、ボールが転がるタワー、フードを中に入れる知育玩具、キャットタワーを使った上下運動などがオススメです。ひとりでも楽しく体を動かせるので、運動しやすいはず。
餌の量を変える
キャットフードのパッケージに体重が気になる猫の場合などの記載がある場合はそちらを参考にして量を減らすといいでしょう。その他には、1回の量を少なくし1日のご飯の回数を増やす方法や、水分が多くカロリーの低いウエットフードでかさましする方法などがあります。
早く痩せさせたいからと餌を極端に減らしたり、絶食させたりするのは避けましょう。猫は数日ほとんど食べない状態が続くと、肝臓に脂肪がたまる「肝リパドーシス(脂肪肝)」を起こすおそれがあるといわれています。とくに肥満気味の猫ちゃんで注意が必要とされる状態です。ダイエットは体重を見ながら少しずつ進めるのが基本で、食欲が落ちて何日も食べないときや、急に元気がなくなったときは、自己判断せず早めにかかりつけの獣医師に相談してくださいね。減量のペースや目標体重に迷うときも、獣医師に相談すると安心です。
普通のおやつからダイエット向きのおやつに切り替える
おやつでダイエットするには、カロリーを低いタイプをあげることが大事です。例えば「ふわニャンまぐろ無添加けずり」は無添加でカロリーも他に比べて低いです。
また、種類に限らずおやつをあげる回数を一日一回と制限したり、無添加の商品を選んだりすることで、ダイエットや日々の健康にも繋がります。
- 運動が難しい場合は餌の量・回数やダイエットフードで調整
- 上下運動できるキャットタワーや知育玩具で自然に体を動かす
- おやつは低カロリー・無添加を選び、回数を制限する
- 急な減量は避け、体重を見ながら少しずつ進める
室内での運動量を増やしたい方は、こちらでキャットホイールの選び方を解説しています。

猫のダイエット向きの野菜はある?

ニンジン
低カロリーで栄養素が高い野菜です。蒸して細かく切ってあげて下さい。便通やデンタルケアにも最適です。根菜のためあげすぎると太る原因となるため注意が必要です。
きゅうり
90%水分でできておりナトリウムや脂肪分が少ない低カロリーの野菜です。夏は熱中症対策にもなります。あげすぎると胃腸に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
白菜
水分量が95%で低カロリーの野菜です。茹でて細かく切ってあげることで普段のフードのかさ増しの役割を果たします。あげすぎは消化不良の原因になるため注意が必要です。
猫のダイエットフードはどんな効果が期待できる?

猫のダイエットフードは、少量で満足感や満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ効果があります。必要な栄養素を保ちつつ、食物繊維やカロリー、脂質の割合を計算され、無理せずおいしくダイエットできる設計になっています。
猫の餌のカロリー計算方法

成猫(1~7歳)に必要なカロリーは基本的には80kcal×体重(kg)の計算式で求めることができます。
例えば、3kgの猫であれば80kcal×3kgなので1日に必要なカロリーは240kcalです。
基本的な必要カロリーから、運動量が多い子、少ない子、不妊去勢手術を受けているかいないかなどによって様子を見ながら調整していく必要があります。
例えば運動量の多い猫であれば85kcal×体重(kg)、運動量が少ない猫での場合は70kcal×体重(kg)といった具合です。
大切な猫ちゃんが健康で長生きできるようその子にあった餌の量を見極めてあげましょう。
体重の変化を数字で追いたい方は、こちらで体重計の選び方を解説しています。

多頭飼いの場合の注意点

各々の年齢や健康状態に合わせて用意する
それぞれ年齢や疾患があるかないかでフードで種類は非常に大切になります。また、アレルギーがある子もいるため、みんな同じフードをあげることは止めましょう。疾患がひどくなったり、太りすぎたりと体調に変化が出てきやすいです。
横取りしないようにする
同じ部屋でみんな一斉にご飯を開始すると、早食いの子や食べるのが遅い子様々います。中には食いしん坊の子は他の猫が食べているところを横取りしてしまうこともあります。そのため、可能な限り部屋を分けたりしてそれぞれで食べるスペースがると良いです。
多頭飼いで気をつけたいことは、こちらでくわしく解説しています。

猫のダイエットの役に立つかも!猫のダイエットに関する動画を紹介
猫のマッサージ動画
頭から足までのマッサージを解説している動画です。どこにどんな効果のリンパがあるなど分かりやすい写真で教えてくれます。どれも毛並みに沿ってマッサージをしてあげることがポイントです。
猫のダイエット成功例
猫のダイエットの様子がわかる成功例です。尿石症の治療と共にダイエットをしているこの猫ちゃんは、6カ月で約2kgのダイエットに成功したそう。ちなみに、使用している療法食は獣医さんにおすすめされたという「ロイヤルカナン ユリナリーS/O ライト ドライ」だそうです。(猫により合うフードは異なりますのであくまでも参考に)
他にもダイエット関連の動画や猫の日常動画などもアップしていますので、猫のダイエットのビフォーアフターの様子も分かるでしょう。
- 運動が難しくても、餌の量・回数やダイエットフードで調整できる
- おやつは低カロリー・無添加を選び、回数を制限するのがコツ
- 必要カロリーの目安は「80kcal×体重(kg)」(運動量で調整)
- 多頭飼いは年齢・健康状態に合わせ、横取り対策も大切
- 急がず、体重を見ながら少しずつ。心配なときは獣医師に相談を
猫のダイエットに関するよくある質問
最後に、猫ちゃんのダイエットについて飼い主さんからよく寄せられる疑問をまとめました。愛猫の体重管理の参考にしてくださいね。
- Q猫のダイエットはどれくらいのペースで進めればよいですか?
- A
猫のダイエットは、急がず少しずつ進めることが大切です。短期間で一気に体重を落とそうとすると、かえって体調を崩してしまうおそれがあります。体重の変化を見ながら、餌の量やフードを無理のない範囲で調整していきましょう。減量のペースや目標体重に迷うときは、愛猫の年齢や健康状態を踏まえて、かかりつけの獣医師に相談すると安心です。
- Q運動をあまりしない猫でもダイエットできますか?
- A
運動が苦手な猫ちゃんでも、餌の量や回数の見直し、ダイエットフードへの切り替えで体重管理を進められます。1回の量を少なくして回数を増やしたり、水分が多く低カロリーのウエットフードでかさ増しする方法も有効です。あわせて、キャットタワーや知育玩具で自然に体を動かせる環境を整えてあげると、無理なく続けやすくなりますよ。
- Q1日に必要なカロリーの目安はどれくらいですか?
- A
成猫(1〜7歳)の場合、「80kcal×体重(kg)」がひとつの目安とされています。たとえば3kgの猫ちゃんなら1日あたり約240kcalです。ただしこれはあくまで目安で、運動量の多い・少ない、不妊去勢手術の有無などによって調整が必要です。愛猫の様子を見ながら、その子に合った量を見極めてあげましょう。心配なときは獣医師に相談してくださいね。
- Q急いで体重を落とすのは危険ですか?
- A
急激な減量や絶食は避けたほうがよいとされています。猫は数日ほとんど食べない状態が続くと、肝臓に脂肪がたまる「肝リパドーシス(脂肪肝)」を起こすおそれがあるといわれ、とくに肥満気味の猫ちゃんで注意が必要です。ダイエットは体重の変化を見ながら少しずつ進めるのが基本です。食欲が落ちて何日も食べない、急に元気がないといった様子があるときは、自己判断せず早めにかかりつけの獣医師に相談してください。
- Q運動が苦手な猫を自然に動かすコツはありますか?
- A
上下運動できる環境を整えるのがおすすめです。キャットタワーや壁付けステップを高低差をつけて配置すると、移動するだけで自然にジャンプや上り下りができます。フードを少しずつ隠して探させるフードパズル(知育トイ)や、自動で動く猫じゃらしなども、狩りの本能を刺激してよい運動になります。1回は数分でも、1日に何度か回数を分けてあげると続けやすいですよ。無理に走らせようとせず、猫ちゃんが楽しめる遊びから取り入れてみてください。
