猫が眠る場所は、季節が変わるたびに移っていきます。夏は玄関のタイルで伸びていた子が、寒くなると押し入れの奥や日の差す窓辺にこもるように、猫は自分にとって心地よい場所を選び直しているからです。
そのため寝床は、猫の好みに合う形と、その季節に合う素材の掛け合わせで決まります。囲われた場所で丸まりたいのか、高いところから外を眺めたいのかで選ぶ形は変わりますし、同じ猫でも真夏と真冬では求める手ざわりが違うでしょう。
この記事では猫の寝床をドーム型・ラウンド型・ケージ取り付け型・ハンモック・ひんやりマットの5タイプに分け、商品25点を形と季節の2つの軸で並べました。サイズの決め方や洗い方、置いても使ってくれないときの見直し方まで、そのまま続けて読めます。
猫の寝床は、囲われ感・季節・年齢の3つで絞れる
選ぶ手がかりは、愛猫がふだんどこで寝ているかを思い出すことです。押し入れや紙袋の中にいることが多いなら囲いのある形、棚の上やソファの背もたれを選ぶなら高さのある形が合いますし、そこへ季節と年齢を重ねると素材とふちの高さまで決まってきます。
| 寝床の形 | 置く高さ | 向いている猫 | 得意な季節 |
|---|---|---|---|
| ドーム型・ハウス型 | 床から低め | 暗く狭い場所を好む猫 | 冬 |
| ラウンド型・ソファ型 | 床 | 丸まって眠る猫 | 通年 |
| ケージ取り付け型 | ケージの中段から上部 | 留守番の時間が長い猫 | 通年 |
| ハンモック | 中くらいから高め | 外を眺めるのが好きな猫 | 夏 |
| ひんやりマット | 床 | 暑がりの猫 | 夏 |
囲われ感の好みは、ふだんの寝姿から読み取ろう
ドーム型は屋根で覆われて中が薄暗く、猫が身を隠せる形です。体を丸めて眠る子や物音に敏感な子ほど落ち着きやすく、屋根があるぶん熱も逃げにくいので寒い時期に向きます。反対に、体を伸ばして寝そべる子や周りを見渡していたい子には、ふちの低いオープン型やマットのほうが使われやすいでしょう。
季節ごとに素材を替えると、居場所として選ばれやすい
夏は接触冷感の布やメッシュ、アルミや大理石のように熱を逃がす素材、冬はボアやフリースのように空気を含む素材が向いています。カバーやブランケットを着脱できるタイプなら、1台のまま暑い時期と寒い時期をまたいで使えるでしょう。
ただし、ひんやり感の伝わり方には猫ごとの個体差があります。冷たい場所を選ぶ子もいれば、夏でもあたたかい場所に寄っていく子もいるので、様子を見ながら合うほうを残していきましょう。
年齢と体格に合わせて、ふちの高さを決めよう
子猫は成長を見越して少し大きめを選ぶと長く使えますし、成猫なら体を伸ばしても収まるゆとりがあると寝返りを打てます。足腰の弱ってきたシニア猫には、またぎやすいロータイプや床へ直接置けるマットのほうが負担になりません。
ドーム型・ハウス型|囲われた場所で眠る猫に
ここからは形ごとに商品を見ていきます。まずは屋根のあるドーム型とハウス型から5点。金額や在庫は時期と販売店で動くため、実際の値段は各商品ページで確かめてください。
かまくら型の2WAYペットハウス
かまくらをかたどった北欧風のハウスで、屋根を外せばそのままベッドとしても使えます。土台にラバーウッドの無垢材、本体に硬質圧縮フェルトを使った作りで、幅と奥行が43センチ、高さが36センチ。
内側はマイクロファイバーのため爪が引っかかりにくく、抜け毛も落としやすい生地です。カバーは洗濯機に入れられるので、汚れが気になっても手入れが重くなりません。
かぼちゃ型のふんわりドーム
ポリエステル素材のかぼちゃ型ドームで、内部の取り外せるクッションごと手洗いできます。屋根付きでも入口が広く風が抜けるため、季節を問わず置いておける一台。はじめてドーム型を試すときの選択肢になります。
入口の開け閉めで明るさを変えられるかぼちゃ型
果実の中で丸まっているように見えるデザインで、中身は保温性と通気性のあるPP綿、大きさは40×50センチ。入口を閉じれば奥まで暗くなるので、昼間の明るい部屋でも眠りやすい居場所になります。
猫のかたちをしたドーム型ハウス
耳と輪郭が猫のかたちに立ち上がったコットン素材のドームで、置いてあるだけで部屋になじみます。表面は摩耗や引っかきに強く、ジッパーを外して分解すれば洗えるため、清潔を保ちながら長く使える作り。
天井を外せるシェル型ベッド
カインズの猫シェルペットベッドは、屋根付きのハウスと、天井を外したベッドを使い分けられる形です。外寸は幅40×奥行37×高さ25センチ。暗くて狭い場所を好む猫が身を寄せられる空間をつくれます。
ラウンド型・ソファ型|丸まって眠る猫に
ふちが立ち上がって中央がくぼんだ形は、体を丸めたときにあごや背中を預けられます。囲われすぎるのは苦手でも、どこかに寄りかかって眠りたいという猫に向く3点を見ていきましょう。
洗っても型くずれしにくいラウンド型
直径50センチ、高さ20センチのふわふわしたラウンド型で、7キロ程度までの猫を想定した作りです。洗濯を繰り返しても形が崩れにくく、色柄も落ち着いているので置き場所を選びません。
脚付きで床の冷たさが伝わりにくいキャットソファ
幅と奥行が35センチ、高さ30センチの小ぶりなソファ型で、重さは1.5キロほど。脚がついて座面が床から離れているぶん、冬のフローリングの冷たさが伝わりにくく、やわらかいファー素材と合わせて寒い時期の居場所になります。
デニム生地で通年使えるラウンド型
エア・リゾームのデニムデザインは、Mサイズで約幅57×奥行57センチ、高さは10センチと低めです。厚手すぎない生地なので夏でも暑苦しくなりにくく、手洗いもできるため一年を通して出しておけます。
ケージまわりにつくる寝床
留守番の時間が長い猫や、夜だけケージで休む猫なら、ケージの上と中にも寝床をつくれます。天井の上へ敷くタイプと、柵や天井から吊るすタイプの3点。
ケージの天井に敷く枕付きベッド
ペピイのケージ用天井ボアベッドは幅71×奥行51×高さ14センチで、頭やあごを乗せられる高さの枕が付いています。ベッド部分が固綿で厚いため底つきしにくく、両側4カ所の紐でケージへ結んでおけば、猫が飛び乗ってもずれにくい作り。
ナスカンで留めるケージ用ハンモック
ケージの柵にナスカンで留めるタイプで、長さを調節して高さを変えられます。Dカンの付いたものなら椅子の脚や家具にも掛けられるため、ケージを使わなくなったあとも寝床として残せるでしょう。
ベルトの長さを合わせられるケージ用ハンモック
幅53×奥行41センチ、耐荷重5キロの厚みのある一枚で、ベルトを伸縮させれば手持ちのケージに合わせられます。Dカンとカラビナが付いているため、イスの下へ吊るす使い方も可能。
取り付ける前には、ハンモック側の耐荷重だけでなくケージ自体の強度も見ておきましょう。ハンモックが体重を支えられても、ケージが華奢だとゆがみや破損につながることがあります。
ハンモック|高いところから外を眺めたい猫に

高い場所と狭い場所、猫はそのどちらも好みます。見晴らしがきけば周りの動きに早く気づけますし、身を寄せられる狭さなら落ち着いて休めるからです。ハンモックはその両方を満たす形で、宙に浮いているぶん下からも風が通ります。
置き方は、窓に吸盤で貼るタイプ、床に置く据え置きタイプ、ケージや家具に吊るすタイプに分かれます。ケージに掛けるタイプは前の章で見たので、ここでは残る3つの置き方から5点を見ていきましょう。
窓に吸盤で貼る半円タイプ
猫が乗りやすいように半円へ広がった形で、強力な吸盤でガラスへ直接貼ります。窓辺の余っている面を寝床に変えられるので床の面積を取られず、外の景色が好きな猫ほど長く居ついてくれるでしょう。
耐荷重20キロの窓用ハンモック
40×67センチのマットに大きな吸盤カップを組み合わせた作りで、耐荷重は20キロと表示されています。フレームにPVC管を使って形が保たれるため、体格のよい猫でも沈み込みすぎません。マットはポリエステルなので、洗って干せるのも助かるところ。
ただし吸盤は、ガラスの汚れや温度の変化で少しずつ効きが落ちていきます。落下を防ぐために、貼り方と点検の仕方を先に決めておきましょう。
- 貼る前にガラスの皮脂や汚れを乾いた布で拭き取る
- 数週間ごとに一度貼り直し、密着が落ちていないか確かめる
- 低い位置に設置する。踏み外しても大きなケガにならない高さにとどめ、慣れてからも高くしない
- 表示された耐荷重を超えないようにし、多頭飼いなら余裕をみる
海外製のものは日本のサッシ窓と相性が合わないこともあるため、平らでしっかりした面に貼れるかどうかも見ておきたいところ。心配が残るなら、落ちる高さのない据え置きタイプへ切り替える手もあります。
なお、落ちてしまったときは、すぐに立ち上がって歩いていても、そのあと数日は食欲や動き方を見てあげてください。足をかばう、抱き上げると嫌がる、じっとして動かないといった様子があれば、動物病院で診てもらいましょう。
木製スタンドの据え置きハンモック
幅36×奥行31×高さ32センチの木製スタンドにコットンのマットを張った形で、マットとクッションの二重構造のためたわみすぎません。カバーは外して洗えますし、木の脚が家具になじむので居間に出したままにしておけます。
低い位置で安定する据え置きタイプ
脚と土台がしっかりした据え置きは、体重のある猫や動きの大きい猫が乗っても揺れにくいのが持ち味です。高さの低いものが多く、ジャンプの苦手な子猫やシニア猫でも自分で乗り降りできます。
麻素材の吊り下げ式ハンモック
本体65センチ、耐荷重は約20キロの吊り下げ式で、麻を使った生地は爪を立てられても破れにくく毛も付きにくい素材。編み目から風が抜けるので、中で寝ていても蒸れにくいのが利点です。
同じ名前でも役割が違う爪切り用ハンモック
ハンモックという名前でも、猫の体を吊って支える爪切り用の道具は寝床ではありません。爪を切らせてくれない子の脚を1本ずつ出せる作りなので、休むために置くものと取り違えないようにしてください。嫌がるときは無理に押さえこまず、数本ずつに分けるか、動物病院で切ってもらう方法もあります。
夏の寝床は、ひんやり素材で涼しい逃げ場をつくる
締め切った室内は猫にとっても暑く、日陰と風の通り道が減ります。ひんやりマットは、猫が自分で移動して涼める場所をひとつ増やすための道具だと考えると選びやすいでしょう。素材によって冷たさの出方も手入れも変わるので、まずは表で見比べてみてください。
| 素材 | 冷え方の傾向 | 手入れと注意 |
|---|---|---|
| アルミ | 乗るとひんやり感じやすい | 水拭きで済み、丈夫 |
| 大理石・陶器 | 自然な冷たさで冷えすぎにくい | 重くて動きにくく、傷に強い |
| ジェル | やわらかい接触冷感 | 破れると中身の誤飲に注意 |
| い草・接触冷感の布 | ふれた瞬間のひんやり感 | 洗えるものが多く通気がよい |
冷たさが合わない猫は自分から離れていきます。ただし子猫やシニア猫、体調をくずしている猫は自分で移動しきれないことがあるので、マット以外にも、いつものベッドや床、日陰といった行き先を残しておき、体が冷えすぎない置き方にしておきましょう。
乗るとひんやり感じやすいアルミプレート
アルミは熱を素早く逃がすため、乗った瞬間の冷たさが分かりやすい素材です。噛んでも壊れにくく、水拭きだけで手入れが済みます。体の一部だけ乗る小さめサイズなら警戒心の強い子でも試しやすく、使わない季節は立てて片づけられます。
冷えすぎにくい天然大理石のボード
大理石は体温を穏やかに逃がすので、キンと冷たいのが苦手な猫にも向く素材です。重さがあってずれにくく、傷も付きにくいため、一度置けば同じ場所で何年も使えます。
やわらかく体になじむジェルマット
ジェルタイプは接触冷感とクッション性を兼ねていて、寝そべって過ごす猫に向くタイプ。一方で中身が入っているぶん、爪や歯で破ったときの心配があるため、使う相手を選ぶ素材でもあります。
ジェルタイプは、猫が爪でひっかいたり噛んだりして破れると、中のジェルが出て誤飲につながります。なんでも口へ入れてしまう子には、アルミ・大理石・陶器・い草のように破れる心配の少ない素材を選んでください。ジェルを使う場合はそばで様子を見て、かじり始めたら取り上げましょう。口にしたと思われるときや、ふだんと違う様子が見られるときは、すぐに動物病院へ連絡して相談してください。
ベッド型になった接触冷感クッション
ふれた瞬間にひんやりする生地を、ふちのあるベッドの形へ仕立てたタイプです。板状のマットには乗ってくれなかった猫でも、寝床のかたちだと入ってくれることがありますし、カバーを外して洗えるものが多いので夏場も清潔に保てます。
通気のよいい草のござマット
天然のい草を編んだござは、ふれた瞬間のひんやり感と通気のよさが持ち味。破れて中身が出る心配がなく、折りたたんで片づけられるのも扱いやすいところです。爪とぎ代わりにしてしまう子もいるので、そのときは置き場所を変えて様子を見ましょう。
丈夫で手入れが簡単な陶器タイル
陶器のタイルは噛んでも壊れにくく、水拭きだけで衛生を保てます。小さめのタイルを玄関や日陰のフローリングへ何枚か分けて置くと、猫がその日の気温に合わせて場所を選べるようになりますよ。
風が通る窓際用のひんやりハンモック
接触冷感の生地を張ったハンモックなら、高いところが好きな猫の習性と夏の涼しさを両立できます。宙に浮いた形なので下からも風が抜けますが、直射日光が当たると生地まで温まるため、日の差し込まない窓を選んであげましょう。
ふちが低くて出入りしやすい接触冷感ベッド
Mサイズで55×45センチ、ビスコースとメッシュ、オックスフォード布を組み合わせた接触冷感のベッドです。ふちが低く底に滑り止めが付いているので、足腰の弱ってきた猫でも出入りしやすく、ふち周りは噛みぐせのある子でも傷みにくい作りになっています。
もっとも、ひんやりマットを置いても、それだけで夏の暑さをしのげるわけではありません。室温はエアコンで管理したうえで、マットは猫が自分で選べる涼しい場所として足すのが基本です。夏バテのサインや室温の考え方は、別の記事にまとめています。

ぐったりして動かない、呼吸が荒い、呼びかけへの反応が鈍いといった様子が見られたら、その日のうちに動物病院で診てもらってください。留守番のあいだに室温が上がっていた日は、帰ってから食欲や水の減り方も見ておくと安心です。
冬の寝床は、空気を含む素材と屋根で暖かさを保つ
寒い時期は、ボアやフリースのように空気を含む素材と、熱の逃げにくい屋根付きの形が組み合わせやすくなります。いま使っているベッドがあるなら、ブランケットを足すだけでも寝心地は変わるでしょう。
取り外せるブランケット付きベッド
付属のブランケットを外せば、春や秋にも使えるベッドです。カバーは取り外して洗えるので、毛の付きやすい冬のあいだも洗い替えでしのげるはず。
それでも寒がる猫には、猫用ヒーターを寝床の一部に敷く方法があります。低めの温度でも長い時間ふれ続けると低温やけどにつながることがあるので、ヒーターの届かない場所を必ず残し、猫が自分で離れられるようにしておきましょう。毛をかき分けたときに皮膚が赤い、同じ場所だけ毛が薄い、さわると硬くなっているといった変化が見つかったら、見た目が軽くても動物病院で診てもらってください。
サイズの目安と、洗って乾かすまでの手順
大きさは、体を丸めたときの直径よりひと回り大きいものが目安になります。伸びて寝る猫なら、鼻先からしっぽの付け根までの長さにゆとりを足した寸法があるとはみ出しません。子猫は半年から1年で体つきが変わるため、成長したあとの体格で選んでおくと買い替えが減らせます。
寝床は抜け毛やよだれ、皮脂で思っているより汚れます。洗える作りを選んだうえで、手順まで決めておくと続けやすくなりますよ。
- 洗濯表示を確かめ、洗濯機と手洗いのどちらにするかを決める
- 洗う前に掃除機やコロコロで抜け毛を落としておく
- 洗濯ネットに入れ、弱水流と中性洗剤で洗う
- 柔軟剤は猫がなめることを考えて控えめにする
- 風通しのよい日陰で形を整え、芯まで乾かす
洗う間隔は月に1〜2回が目安で、多頭飼いや長毛種、汗ばむ季節は2週間に1回ほどにするとにおいがこもりません。乾き方が足りないとカビの原因になるので、厚みのあるクッションは晴れた日にまとめて洗うと安心。
使ってくれないときは、置き場所とにおいを見直そう

新しい寝床を買っても、猫がすぐ使ってくれるとはかぎりません。理由は寝床そのものより、置いた場所と、まだ自分のにおいがついていないことにあります。
まずは使い慣れたタオルや毛布を敷いて、猫のにおいを移してみてください。置き場所は人の行き来が少なく物音の届きにくい所を選び、夏は風の通る涼しい部屋、冬は日の当たる窓辺というように季節でも動かすと、居場所として選ばれやすくなります。
ハンモックの場合は、たるんで揺れが大きいと落ち着けません。ベルトや紐をピンと張って安定させ、それでも避けるようなら部屋を変えてみましょう。来客や掃除のときに逃げ込める場所として、いくつかの部屋へ分けて置いておくのも手です。
ひんやりマットなら、上におやつを置いたり、体の一部だけ乗る小さめから試したりすると近づきやすくなります。それでも乗らないときは無理に慣らさず、別の涼しい場所を用意してあげてください。
気に入る形がないときは、縫わずに手作りできる
置き場所を変えても市販の寝床になじまないときや、ここまでの形にぴんとこないときは、家にあるもので作ってしまう方法もあります。毛布をたたむ、浅い箱にタオルを敷く、クッションに毛布をかけて屋根をつくるといった作り方なら、針も糸も使わずに一つ用意できます。ふだん使っている布をそのまま使えるので、においを移す手間もかかりません。
ただし、留め方には気をつけてください。ひもや毛糸で結んだり、接着剤やテープで貼ったりする方法は寝床に向きません。細長いものを飲み込むと腸を傷つけることがありますし、においの出るものを一日中そばに置くことにもなるからです。折り込む・重みで押さえる・器の縁にかけ渡すという留め方や、冬に暖かさを足す順番、洗って清潔に保つ手順は、別の記事にまとめました。

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よくある質問
- Q猫の寝床はいくつ用意すればいいですか?
- A
飼っている頭数よりひとつ多いくらいが目安になります。同じ家の中でも部屋ごとに温度や明るさが違うので、涼しい部屋と日の当たる部屋に1つずつ置いておくと、猫がその日の気温で自分の居場所を移せるからです。
多頭飼いの場合は、取り合いにならないよう離れた場所へ分けて置くのがおすすめ。1つを取られても別の場所が空いていれば、待たずに休めます。
- Q夏の留守番中、ひんやりマットがあればエアコンを消しても平気ですか?
- A
マットが逃がせるのはふれている部分の熱だけなので、部屋そのものの温度は下がりません。留守のあいだも冷房はつけたままにして、日差しの入る窓はカーテンで遮り、水を何か所かに分けて置いてから出かけましょう。
まとめ
- 寝床の形は、ドーム型・ラウンド型・ケージ用・ハンモック・ひんやりマットの5つ
- 暗く狭い場所を好むならドーム型、外を眺めたい猫にはハンモックが合いやすい
- 夏は熱を逃がす素材、冬は空気を含む素材。着脱式のカバーなら1台で通年使える
- ジェルマットは破れると誤飲の心配があるため、噛む子には硬い素材を選ぶ
- 窓の吸盤タイプは耐荷重を守り、低い位置から試して数週間ごとに貼り直す
- 使ってくれないときは、においを移してから置き場所と季節を見直す
寝床は、形だけでも素材だけでも決まりません。愛猫がいまどこで寝ているかを出発点にして、季節に合う素材と出入りしやすい高さを重ねていけば、置いた場所がそのまま気に入りの居場所になっていくはずです。
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※猫の好みや体調には個体差があります。気になる変化があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。
